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中小企業バックオフィスコンサル×エグゼクティブコーチの小川理恵です。コンサルティングにコーチングスキルをどう活用するかについて、前回は、現状ヒアリングの場面を中心にお伝えしました。今回は、目標、ありたい姿をお伺いする場面での活用をお伝えします。現状と目標とのGAPから問題点を見出し、解決すべき課題は...
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中小企業バックオフィスコンサル×エグゼクティブコーチの小川理恵です。今回は、コンサルティング、すなわち問題解決を行う際の現状ヒアリングについて、コーチングスキルをどう活用しているかをお伝えします。お客様の業務上のお悩みの解決案をご提案し、実行を支援するのがコンサルの役割ですから、言うまでもなく、情報...
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中小企業バックオフィスコンサル×エグゼクティブコーチの小川理恵です。今回は、実際に私がどのような方法で、解決を支援するコンサルと、答えを原則教えないエグゼクティブコーチングを両立させているのかをお話します。私が大事にしていることは、経営者に、エグゼクティブコーチングの独立した時間を確保していただくこ...
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中小企業バックオフィスコンサル×エグゼクティブコーチの小川理恵です。コンサルティングとコーチングは異なるものです。コンサルティングの目的は、クライアントの問題や課題を解決すること。コンサルタントは、クライアントの問題や課題の背景や原因を分析し、有効なソリューションを提案し、その提案を受け入れてもらう...
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前回は、独立するにあたり、中小企業の社長のお話を伺った際、「ニーズはある。私が提供できる価値(=ベネフィット)はありそうだ。」と、覚悟が決まったまでの話でした。その過程についてもう少し詳しくお話します。中小企業といえども、日本には360万社もありますから、お悩み事は千差万別。とはいえ、ほんのわずかな経営者のお話を伺っただけですが、何十年も事業を継続しているにも関わらず、・間接部門が手薄で、パッケージシステムを使用しているものの、システムがばらばらで極めて無駄が多い。手作業もかなりあり、しかもオペレーションが属人的になっている。・計数管理ができていないため、どんぶり勘定。数字が見える化されていな...
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長い会社員生活に終止符を打ち、独立(2021/6/1開業)をしてから間もなく1年になります。1年半前、私は会社員を続けるか、独立をするか相当迷っていました。私には、(65歳まで雇用が保証されている)夫がおり、二人の息子はすでに独立し、経済的な切羽詰まった事情があるわけではありませんでした。この先の人生何年生きられるかどうか、生涯現役でいたいかどうかは別にし、少なくとも、社会にも貢献せず、自己実現もしない人生は送りたくないという強い意思はもっていました。会社員であり続けることは、安定的な収入が確保できることや、仕事や人との関わりの中で新たな学びが得られるということでは大きな利点がありましたが、時...
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想いを共にカタチにし、笑顔と未来を届けるビジネスコーチの小川理恵です。なんだか肌寒い日が続く。セッションもミーティングもオンラインが多く、コンサル業務も、ほぼパソコンに向き合いながら行う。運動不足を解消するためにも、毎日8000歩をゆるー-い目標に課している。桜が散って、いっせいに新緑が芽吹くこの時期が、一年の中でも一番好きな季節。若葉が萌えいづる躍動感。街路樹がとても豊かな街並みだから、白やピンクのハナミズキや八重桜がとても美しい。車が往来する道路から住宅街の脇道に入ると、塀越しに藤棚や淡い黄色のモッコウ薔薇が目に入る。地面に目を移すと色鮮やかなチューリップやパンジーが咲き誇っている。戦渦の...
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ある中小企業の管理職とのコーチングセッション。少し気落ちした表情が気になった。「実は、昨日、社長が直接私のところにきまして・・・・」「社長から、『最近、メンバーから、君が怖いので何とかしてほしいと、直談判が複数あってね。 思い当たる節があるなら、行動や言動に気を付けるように。』と直接指摘されたんですよ。ショックでした。」気持ちをしっかり受け止め、話をじっくりお伺いするところからセッションが始まった。企業からコーチングの依頼を受けていることもあり、コーチである私は、事前に、社長から、この管理職の表情や言動を怖がって、数十名いる部下が毎日顔色を伺いながら仕事をしていること、問題はそこだけで、仕事の...
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想いを共にカタチにし、笑顔と未来を届けるビジネスコーチの小川理恵です。このところ夏日が続き、桜の季節から一気に新録の季節になっているのを感じる。爽やかで心地いい季節だ。4月の転機を迎え、クライアントさんの中には「何かあったらどうしよう」「こんなことを言ったらどう思われるか心配だ」「私はこんな対応をしてしまうかもしれない」といった具合に、自分が想像した未来に、不安を抱き、それが増幅してしまい、お悩み相談になることがある。それらは、感じる必要のない不安であることが多い。誰もが未来を予測することはできないので、無防備でいれば、大きな痛手を被る可能性はあるだろうけど想定外のことが起こる確率は恐らくわず...
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想いを共にカタチにし、笑顔と未来を届けるビジネスコーチの小川理恵です。日本は、バブルが崩壊し30年、この間国際競争力は下降の一途で、31位まで下落してしまった。その背景には、いろいろな要因があるには違いない。その一つに、PDCA一辺倒の経営だから、こうなってしまったのだという人もいる。PDCAとは、計画(Plan)し、実行(Do)して、検証(Check)して改善(Action)を繰り返すサイクルをいう。主に製造業の生産性を高めるために生み出された概念で、事前準備と計画を綿密にしてから、実行することを重視した、改善を目的とするものだ。このPDCAサイクルが健全に機能していたからこそ、日本製品は特...