ある中小企業の管理職とのコーチングセッション。少し気落ちした表情が気になった。「実は、昨日、社長が直接私のところにきまして・・・・」「社長から、『最近、メンバーから、君が怖いので何とかしてほしいと、直談判が複数あってね。 思い当たる節があるなら、行動や言動に気を付けるように。』と直接指摘されたんですよ。ショックでした。」気持ちをしっかり受け止め、話をじっくりお伺いするところからセッションが始まった。企業からコーチングの依頼を受けていることもあり、コーチである私は、事前に、社長から、この管理職の表情や言動を怖がって、数十名いる部下が毎日顔色を伺いながら仕事をしていること、問題はそこだけで、仕事の...