-中小企業を支援する- コンサルティングにコーチングを取り入れる その②
5月
20日
今回は、実際に私がどのような方法で、解決を支援するコンサルと、答えを
原則教えないエグゼクティブコーチングを両立させているのかをお話します。
私が大事にしていることは、経営者に、エグゼクティブコーチングの独立した
時間を確保していただくことです。
すなわち、様々な課題を解決していくためのコンサルティングに必要なヒアリ
ングや打ち合わせとは別に、コーチングの時間を確保していただいています。
エグゼクティブコーチングの時間は、コーチングの原則に従って
100%経営者の時間として活用していただきます。
経営者から、好きにテーマを出していただき、その時間で得たい目的を擦り合
わせて、セッションを展開しています。
テーマは、重要だけど緊急じゃないこと、すなわち、未来に向けての打ち手に
関する話題が必然的に多くなりますが、
部下や組織のことなどをテーマにされる時は、第三者としての視点を求めて
思考や行動の選択の幅を広げたいという、お考えがあるように感じます。
また、セッションが継続してくると、ご家族のことがテーマになることも多々
あります。結構センシティブな話題ですね。
守秘義務が守られる第三者がコーチであることで、お話をしてくださいます。
こういうテーマになると、信頼されてきたのだなと嬉しくなる一方で、より、
感情を扱い、経営者自身が自分への向き合い方と他者への向き合い方を見つめ
直すきっかけにもなる局面で、
コーチとしても力量が問われると感じる場面でもあります。
コーチの大原則のひとつとして、カール・ロジャースの「正確な共感」があり
ますが、それをなす為に、ビジネスのことだけでなく、心理的な知識も
ベースにあることが必要だと思います。
エグゼクティブコーチは、ビジネスコーチの側面だけじゃなく、ライフコーチも
兼ねていると諸先輩方はおっしゃいますが、その通りです。
特に、ファミリービジネスが多い中小企業では、家族との関係性は結構重要な
テーマであると私は感じています。
次回は、コンサルティングにおけるコーチング的関わりについてお話します。
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★日本エグゼクティブコーチ協会(JEA)認定エグゼクティブコーチ
☆銀座コーチングスクール(GCS)認定プロフェッショナルコーチ
☆CBL(コーチビジネス研究所)認定コーチ
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小川理恵(おがわりえ)
streeeam代表
関わる人すべてに、笑顔と未来を届ける
エグゼクティブコーチ
ビジネスコーチ
伴走支援型中小企業バックオフィスコンサルタント
HP
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