おんころカフェ~地元・ご当地~
3月
23日
今月のおんころカフェは「地元・ご当地」をテーマにみなさんとあれこれお話ししました。
最初に‘てつがくしゃ’菊池先生から
・地元は出身地だったり、自分にとってなじみのある場所、根付いている場所だということもある
・ご当地というと、他者からみて敬意を表する表現のように感じる
というようなお話がありました。
それを踏まえて参加者さんが順番に感じたことをお話してゆきます。
今日みなさんや菊池先生からあがったこと
・生まれ育った土地の田畑を子や孫が使える形で残す。
・ルーツを残す
・街は機能
・街で育ったがそれなりの原風景が脳裏にある
・自分とは違う地方で育った母の好みからその土地を感じる
・ご当地飯
・ジェントリフィケイション(gentrification)
・生まれ育った隣県の繁華街と金沢の繁華街のギャップ、老若男女の街
・方言、イントネーション
・良いことだけではなく、いやな出来事も乗り越えて自分の地元になってゆく
ちょっと盛り上がった方言の話し
・きまっしは「×来まっし」ではなく「○着まっし」→「着たらいいよ」の意味
「×来まっし」ではなく「いらっし」→「来たらいいよ」の意味
と言っている人がいたという話し。
・「出て(⤴or⤵)こんよね」→金沢は⤴、関西は⤵
・「ほんでー、ほんでー」からなかなか話がはじまらないカワイイ子どもたち
・「ほやね」をよく使う土地だと思った
日ごろの何気ないテーマが深まったり広がったりするおんころカフェですが、今日は特にそれを実感しました。
地面、気候、文化、風習、そこにいる人との関係やそこの一員になっていくことなど、
人と土地の深いつながりをしみじみと想いました。
地面、気候、文化、風習、そこにいる人との関係やそこの一員になっていくことなど、
人と土地の深いつながりをしみじみと想いました。
今日のテーマにちなんだ図書館司書原さんからの紹介図書
町自慢、マンホール蓋700枚。:池上修:論創社
地理女子が教えるご当地グルメの地理学:尾形希莉子:ベレ出版
水:北村薫:新潮社
犀星スタイル:室生洲々子:亀鳴屋
動物詩集:室生犀星:亀鳴屋
*来月のおんころカフェまで図書室にあります。
来月のおんころカフェのテーマは「いるもの・いらないもの」
2024年4月20日土曜日10:30からです。
次年度はおんころカフェは第3土曜日に引っ越します。(時々第5週のことあり)