今日の薬剤師さんと仲良くなろう!はよく使うお薬シリーズ「ステロイド」について
2月
14日
薬剤師さんと仲良くなろう!の時間は
・がんとお薬
・医療とお薬
・お薬の基本
・よく使うお薬
・その時の旬な話題
について、知識を学び、経験を共有する時間です。
今日は皆さんからよく名前の挙がる「ステロイド」について。
医療の専門職と患者さん側ではその名前を聞いたときのインパクトが大きく違うもののひとつではないかと思います。
医療ではよほど特別は治療でない限り、使い慣れたお薬ですが、
患者さん側は副作用や「怖い」というイメージが湧くようです。
一口にステロイドを使った治療と言っても、
・使い方
・目的
・量
・方法(内服、注射、外用)
がそれぞれです。
がんの治療でもっともよくあるのは抗がん剤の吐き気やアレルギーを予防する目的で使うものです。
長期に大量に使う方法ではないので、心配はないことがほとんどですが、
不安があったら、薬剤師に話してみると良いと思います。
自己判断で中断すると、体内でステロイドが急に不足して、身体に負担がかかります。
だるい、吐き気など離脱症状が現れることもありますので、それだけは注意しましょうね。
来月(2022年3月)のテーマは帯状疱疹ワクチンです。