12月は毎年呼ばれているという済生会金沢病院の薬剤師、梅下翔さんに今年も来ていただきました。
がんが進行してゆくと身体の中のホルモンなどの、バランスが大きく変化してそこに炎症なども起きているという状況になります。
それに対するお薬もあるのですが、それだけでは十分ではなく、栄養と運動ということも大切にしていく必要があるというのが今日のポイント。
栄養も身体にいいというものばかり取るのではなく、その時食べたいなあと思うものを食べれるときに食べれるだけ。
選べるならば三大栄養素をバランスよく。
運動は特別なことをしなくても良いので、軽い体操やお散歩。
それが難しい時はリハビリの専門家に関節を動かしてもらうだけでも良いそうです。
こうすることで、急激に身体の中のバランスを崩すのを予防して、変化をできるだけ緩やかにすることが期待されます。
今日いろんなお話をする中で「緩和ケアって突然始めるものじゃないってことが分かった」という声がありました。
そうなんです。
緩和ケアというのは、痛いとかしんどいとか言っている方の痛みやしんどさを和らげることであり、いつか突然始まるものじゃないんです。
吐き気、痛み、痒み、不安、お金に困りごとなどなど
そう考えると、みなさんすでに何らかの緩和ケアを受けた経験があるのではないですか?
治療をするか、緩和ケアを受けるかではなく、
緩和ケアは治療をしている、していないにかかわらず、つらいと言っている人のつらさを和らげるものなんですよ。
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