いわゆる福祉用具。がんの療養に役立つものがいっぱいあります。
11月
16日
写真は、これまでに、はなうめで実際に利用者さんが不便を感じていることに役立った福祉用具。
『手指の痺れが本当にひどかった時に知りたかった!』という声もたくさんあります。
介護や障がいの分野ではこういった情報とご本人がきちんと結びつくのですが、がんについては、生活場面にケアマネさんやリハビリスタッフが関わらない場合がほとんどなので、なかなかそういう機会がありません。
不便だな〜と思うことがあったら、担当のリハビリスタッフやはなうめはもちろんですが、金沢には金沢福祉用具情報プラザという施設がありますので、ぜひ活用してみてください。
たくさんの福祉用具が展示してあって、その場で購入することは出来ませんが、福祉用具に詳しい作業療法士などが常駐していて、丁寧に相談にのってくれます。
金沢市以外の方もいつでも利用することができますよ。
北陵高校のみなさんとのご縁も、この福祉用具情報プラザがご縁を繋いでくださました。
『ヨーグルトの蓋が開けにくい』
『歩行器でバスの乗り降りができない』
『水筒は重くて持ち歩きたくない』
『自助具は便利だけどそれを取りに行くこともしたくない時がある』
『自助具は一つの動作を助けるけど生活動作は一つでは完結しない』
などなど、交流に参加された当事者の声が生徒さんたちの学びにつながるといいなと思います。