石川vs薗田 推論
9月
9日
しかし、ゴルフがスポーツなのかどうかすら、いまだによくわからない。
先週の石川と薗田の激闘を見て、疑問はさらに深まった。
この二人は身体的特徴も、身体能力も全く違う。
そのあまりにも違う二人が、同じスコアなのだ。
例えば、これがマラソンならば?あるいは、相撲ならば?・・・両者のスコアは確実に拮抗しない。
そこにスポーツとしての大きな疑問を感じる。
タイガー・ウッズの出現以降は、ゴルフにも身体能力を問われるようになってきたはずだが、その理論も確定的ではないようだ。
ゴルフは時代と共に、道具もスウィングも大きく変化してきた。
そのせいなのか、人によって言う事はバラバラだ。
インストラクターに切に願うことは、「ここをこうして、あそこを直して」という対処療法ではなく、現代で考えられる最も優秀な完成型を示してほしいという事だ。
どのようなスポーツでもそうだが、頭に明確なイメージがなければ体は反応しない。
確かにゴルフのスウィングは、非常に複雑な動きではある。
しかし、それはどのスポーツにも当てはまることであり、ゴルフ・スウィングの習得だけが数年はかかるというのは、どうしても納得がいかない。
少し前まではクラブシャフトの動きが、一面プレーンを形成するのが理想と考えられたらしいが、人間の体は構造的にそのように動かない。
手は振り下ろすだけ、身体は回すだけ。
その2つがインパクト時にだけ斜めのプレーンを形成するというのが、僕の考え方だ。決して一面プレーンなどできるはずもない。
インパクト時のクラブヘッドの軌道をスタンスと平行(正確にはイン・サイド・イン)に、そしてフェースの向きをまっすぐに保つためには、トップ・オブ・スウィングとフィニッシュが常に同じ姿勢である事が重要だ。
そこさえ確定していれば、部分的な修正がやりやすくなるだろうから、その部分は早期に固めたいと思っている。
しかし、困ったことにその基本中の基本ですら、色々な理論が行き交うのが現状だ。
理解可能な有効な情報と、理解不能な情報を区別して取り入れるのは、なかなか難しい作業ではあるが、これは時間短縮のために絶対必要な作業だ。
本来確立すべきゴルフ練習プログラムは、以下のようなものになるだろう。
1.身体能力の測定
身長、体重、筋力、関節の動き等を細かく計測する。
2.目標とするスウィング・タイプの決定
計測された、個々の能力を基に、理想とするスウィング・タイプを決定する。
3.スウィング・タイプ別の練習
目標とするスウィング・タイプの選手画像を見ながらの練習。
また、スウィング・タイプに合わせたクラブの選択。
僕のスポーツ理論からいうと、良い練習だけが有効であり、だらだらと時間のかかる練習は悪い結果を作り出す。
そこで僕は練習中に1球たりとも失敗球を打ちたくないと考えている。(あくまで希望)
「力を抜いて」とたくさんクラブを振る練習もある。
しかし、コースに出れば、全てのショットは緊張感のある失敗のできないただの1球であり、「力を抜いて」と何度もクラブを振る練習は、コース上の状況とあまりにも違う。
僕は力を入れる部分と抜く部分はしっかり意識して、集中した1球を作り上げるべきだと考えている。
それにしても、ゴルフは身体に悪い。イテテ・・・
投稿日 2010-09-09 07:40
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投稿日 2010-09-09 17:56
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投稿日 2010-09-09 10:15
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投稿日 2010-09-09 22:17
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投稿日 2010-09-10 04:03
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投稿日 2010-09-09 11:43
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投稿日 2010-09-09 22:18
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