Project「まともになる」
12月
11日
技術力が同じであれば、3年後に仕事はなくなる。
だから、いつも新しい技術の習得を継続しなくてはいけない。
もっと大事なことは、同じ技術力を持っていても客先に人気のある技術者と、そうでない技術者がいる。
この事を馬鹿にしてはいけない。
人気は、リピート受注と料金に直結する。
ビジネス上、最も重要なポイントなのだ。
では人気は、どこで決まるのだろう。
もちろん、誠実な事は大切だ。だけど、それだけではない。
それが、コミュニケーション能力なのだ。
我々システムコンサルタントは、技術力の裏づけを持ちつつ、コミュニケーション能力によって、要件や希望を聞き出し、適切に判断を下さないといけないのだ。
コミュニケーションを閉ざす者は、自分の思い通りに設計するから、仕事は楽になる。
しかし、顧客のやりたいこととマッチした仕事になるはずがない。
顧客の希望よりも、自分の提案の方が優れていたとしよう。
その場合も、その提案内容を理解していただく為にはコミュニケーション能力が必要なのだ。
結果として、コミュニケーション能力は、人気を高め仕事の質をも高める事になる。
ミーティングではこの事を、説明した上で、 ソーシャル・アライアンス株式会社の桑原正守氏が書いた、「もし、坂本龍馬が営業マンだったら」を全員に配布した。
この本は、営業マン向けの内容ではあるが、コンサルタントの立場で読んでも、恐ろしいほど理解しやすい。
僕は至急に人数分の部数をそろえる為に、桑ちゃんに連絡した。
そして、桑ちゃんは快く対応してくれたのだ。
投稿日 2007-12-12 08:07
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2007-12-12 19:50
ワオ!と言っているユーザー