不良のアウトドア

わが社もオフショアを使っています。また、オフショアから人もいっぱい来ています。中国やインドがコピー大国というのは、いささか賛同しかねます。まるで、外国人＝犯罪者という図式です。

彼らの中には確かに優秀な人材が多いノは事実です。でもそれは日本人でも同じように感じます。自国に比べはるかに高い給料を求めているわけですから、当然それなりの人材は集まります。

ただ、彼らに決定的に欠けているのは、なぜそのような仕組みが必要なのかという基本的な理解ができていないこと。

言われたままをプログラムするだけの人材が非常に多いと感じています。ビジネス経験・生活経験が圧倒的に足りない人たちが多いのは事実です。

各部分部分をばらばらに発注することで全体を見せないようにすれば、いくらコピー大国であろうと全体を復元することは不可能でないでしょうか。

貴重なご意見ありがとうございます。


プログラムを発注するシステム会社では、「エンドユーザーの競争企業を作ってしまう可能性」を考慮せずに、開発費の事だけしか考えていないのが現状だと思います。

その抑止力は、「機密保持契約書」だけです。

それを考慮して、重要性のないパーツのみを発注しているならば、それは優秀なシステム会社です。


海の向こうでは、ホンダ製と部品の寸法まで同一のバイクが走っています。

業務ソフトウェアも同様の危険にさらされている事は間違いないと思います。


オフショアのレベルは向上しています。

一人の人間同士としての信頼関係が持てる事は、私も理解しています。

それでも、海の向こうで「機密保持契約書」がどれほどの効力があるのか、私には疑問でなりません。

将来中国企業に日本の企業が次々買収される日が来ますよ。


その前段階でしょうね･･･。

ソフトウェアの役割は重要です。

業務のグローバル化という一面もありますが、独自設計の価値のある部分もあります。

自国の利益を優先すべき問題だと思えてなりません。