竹田研究会。 昨日のテーマは「君が代」。 日本人の中でも、君が代を学んだことのある人は意外と少ないだろう。 どのようにして生まれ、どのようにして伝えられ、国歌に至ったのかのお話をいただいた。 それだけではない、英国・米国・フランス・ドイツなどの国家を学び、各国の国歌が持つ歴史観、宗教観を明確に学ぶことができた。 例えば英国国歌には「おお主よ、我等が神は立ち上がり、敵を蹴散らし、潰走させ、 姑息な罠をも打ち破りた・・・」とある。 米国国歌では「砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中、我等の旗は夜通し翻っていた ああ、星条旗はまだたなびいているか?」 フランス国歌では「武器を取れ、市民諸君!隊伍を整えよ!進もう!進もう! 不浄な血が我々の畝溝に吸われんことを!」 と、ある。 多くの国の国歌が、戦争での勝利を賛美する、そこに国民が団結する内容であることに驚いた。 日本の国歌「君が代」を「昔、青年を戦場におくる歌として利用されていたから歌わない。」と言うようなアホな教師たちは、他国の国歌がどのようにして作られたかを学んだほうがいい。 それにしてもひどいのが、中国の国歌だ。 なんと、1935年に作られた抗日映画「風雲児女」の主題歌だ。 「中華民族は、最大の危険に直面し、 一人ひとりが最後の雄叫びをあげる時だ。 起て! 起て! 起て! われら万人心を一つにし、 敵の砲火をついて進め! 敵の砲火をついて進め! 前へ! 前へ! 前へ!」 ・・・・敵は誰だかお分かりですね? これが国歌として歌われている国です。 仲良くなるなど根本から不可能かと思ってしまいます。