録画していた半沢直樹の6話と7話を見て、
気持ちが今凄いことになっている。
現場の人間は小さくて非力なネジ。
望んで現場に来たはずだけど。
こんな現場を望んでいたわけじゃなかった。
この分野の現場を望んでいたわけじゃなかった。
毎回毎回、右も左もわからない別の畑に投げ出される。
そのくせ、「専門家」としての対応を求められる。
「何でも屋」かつ「専門家」としての対応を求められる。
はっきり言って無理がある。
こんなものが「現場」ならば。
もう二度と来たくない。もう絶対に望まない。
そう、強く思っている。
組織の末端で疲弊して終わるのは嫌だ。
明らかに構造の問題なのに。
組織の、社会の、制度の問題なのに。
現場の一人一人がどんなに精いっぱいやったところで、
それは、砂漠の砂っ腹にスポイトで水を撒くようなもので。
けれどもやらないわけにはいかなくて。
やってもやらなくても、責められるのは現場で。
国は何の責任も取ってはくれない。
単に責任を押し付けるだけ。
だからせめて、「やるだけのことはやった」と、
そう言えるために、それだけのために、こんなにも一人一人が疲弊している。
どう転んでも大変なのは現場で、
けれど上に行ったところで、中枢に行ったところで、
それで事態を改善できるような、そんな単純なものでもなくて、
上には上の、中枢には中枢のしがらみがある。
「無理なものは無理なんです!」、「どうしてもできないことだってあるの!」
と苦しい胸の内を吐露した谷川さんのセリフが印象的だった。
たぶん国の官僚だってそうなんだろう。
組織の末端として疲弊して声を上げることもできないか、
声を上げたところで、いろんな障壁があって、事態の改善には至らない。
その前に疲れ果ててしまう。
だからこそ、某省庁はあんな不名誉な俗称で呼ばれるのだろう。
本当に、何が働き方改革だと思う。
毎日胃痛に悩まされながらも、
なんとか必死に生きていますよ。
この人、サバサバしてて好き。
トークも面白いし。
元男性の女性って、
生粋の女性よりも女性っぽい人、結構多いイメージで。
元男性だからこそ、
とことん「女性らしさ」を求めるんだろうと、
とにかく可愛さを求めるんだろうと、
そう思っていたけれど。
そもそものこと、私、
元男性だろうが、生粋の女性だろうが、
「いかにもな女性」ってそこまで好きじゃない……。
むしろ苦手。
昔、元男性の女性モデルが好きで、
彼女の著作とか、
彼女の出演する番組とかをよく見てたけど。
彼女がぶりっ子やっているのを見ても、
最初はそれほど抵抗なかったけど。
彼女がぶりっ子やっているのを叩かれているのを見ても、
私はむしろ、彼女を擁護する立場で。
彼女は女性以上に女性でいたいからこそ、
そういう仕草になってしまうんだと、
それはもうどうしようもないのだと、そう思っていて。
だから、それほど嫌悪感はなかったんだけど。
次第に同性として嫌悪感を抱きつつあった頃に、
彼女はテレビから消えた。
たぶん私、彼女と同性の友達にはなれない。
むしろ、女として嫌いなタイプだ。
けど、この人とは、友達になったらおもしろいだろうなと。
友達になってみたいタイプだなと。
同性として、うまく付き合っていけそうなんじゃないかと、
そんな風に思える。
ぶっちゃけ、女の子女の子している女性が苦手なんだよね。
昔っからそうだった気がするけれど、
年を重ねるにつれて、その傾向が強まってきた……。
エルモンさんの歌う「黒い羊」に寄せられたコメントの中に、
本家ほどの悲壮感がない、という声や、
この人は厄介者として扱われていない白い羊だから、
本家とはちょっと違うけどそこがいい、みたいな声があったけど。
確かに、そうなのかもしれない。
だからこそ、今の私が惹かれるのかもしれない。
生きにくい厄介者として、棘や毒をまき散らしながら、
自ら血を流しながら、懸命に生きていく正真正銘の「黒い羊」とは、
また少し何かが違うから。
個人的には、白い羊というよりも、
迷いながら生きているグレーの羊のような気がする。
あるいは、グレーのユニコーン?
う~ん、ちょっと違うかなぁ。
うまく言い表せないけれど、
でも、私はすごく好きです。
この人の歌う「黒い羊」。
前記事からの続き。
一方で思う。
「小説家」という、夢を捨てないとすれば。
書き続けるつもりがあるのなら。
「普通の人生」よりも「異質な人生」の方が有利。
「特殊な経験」の方がネタになる。
いろんな経験をした方が題材が増える。
異彩を放てる。
いろんな経験をして、そのたびに泣いたり笑ったりした方が、
執筆する際のエネルギーになる。源泉になる。
そんなことを考えていたら、
中谷美紀主演のドラマ「ゴーストライター」を思い出した。
その中で、そういう類のセリフがあったな、と思って、
検索してみたらヒットした。
――あなたはどう思った?
全て失って人生のどん底を味わった時、
死にたいと思った?その時、もう1人の自分が見てなかった?
この辛い体験は小説のネタになるって気づいたはずよ。
不幸のどん底を面白がっている自分に――
――書くことが苦しいと思ってたのに、違った。
苦しくて仕方がないから書くのよ――
――私にとって書くことは、苦しみや悲しみを吐き出すことだ。
私の苦しみは書くことでしか癒やされない――
自分が今迷い込んでいる迷路を、
茨の道を、面白がることなんてできないし、
なんとか生きていくのだけで精いっぱいだけど。
でも、書くことで、自分を救っているのも事実。
書くことが苦しいのに、大変だと思うのに、
難しいと思うのに、それでも書いている。
それが私にとっての「救い」だから。
今まで渡り歩いてきた部署が、異質なものが多くて。
潰しの効く部署に行きたいと望んでも、うまく行かなくて。
希望の書き方が悪かったのかな、と思ってしまう。
何がいけなかったのかな、と思ってしまう。
希望が全く叶わなかったわけではなくて、毎回中途半端に叶ったりするから。
だから余計に、期待して落胆してしまう。
最近、その落差が激しくなってきた。
異動できて良かったねと、希望がある程度叶ってよかったねと、
これからは仕事だけじゃなく、プライベートを充実させてねと、
そう言われて前の部署を送り出されたはずなのに。
プライベートの充実なんて、遠すぎて。
毎日のように泣いている。
なんかもはや「普通」なんて、「普通の幸せ」なんて、
諦めた方がいいのかなと。
かといえ、特定分野のエキスパートというわけでもないから、
今さら転職しても、と思ってしまう。
自分なりに、自分の人生、選んで生きてきたはずなのに。
納得できる道を、選んできたつもりなのに。
いつの間にか、納得できない道に迷い込んでいる。
納得して選んだはずの道が、
納得できない迷路を、茨の道を、呼び寄せている気がして。
昔からなぜか、私の中に眠る可能性に期待を見出してくれる人がいて。
どう転ぶかわからない、けれど何らかの可能性を感じて、期待してくれる人がいた。
私にとってはそれが、嬉しくもあり、プレッシャーでもあり。
得体の知れないダークホース。
そんな感じで見られているのかなと。
実際には、馬じゃないかもしれないのに。
白くなりたい羊かもしれないのに。
でももはや、そうは生きられない。
そんな気がしてきた。
いまさらながら「3年A組」を見ました。
放送が始まった当初は、金八先生のパクリとしか思ってなくて。
話題になっていることを知った後も、
重たいテーマだということだけを知って、
見る余裕を持てずにいた。
今回、日テレプラスの一挙再放送を見て思いました。
今の世の中に、まさに必要な作品だと。
ネットに溢れる心無い言葉の数々。
「正解」を盾にとって、「正義」を盾にとって、
特定の人間を一方的に叩く風潮。
幼稚な言動に対して、幼稚な言葉で、
恐ろしい言葉で、攻撃しあう。
数多の「可能性」に思いを巡らすこともなく、
安易な「正解」に踊らされて、叩きあう。
「正解」か「間違い」かなんて、それがどれだけ重要ですか?
どちらが正しいかの決着を着けることが、どれだけ重要ですか?
汚い言葉で罵り合って、見せかけの正義を振りかざして。
マルをもらえたら、満足ですか?
マルをもらえなかった腹いせに、
誰かの「答え」に大きなバツをつければ満足ですか?
「答え」って、そんなに簡単なものじゃない。
そんなに簡単に、「答え」を出そうとしないでほしい。
何かから簡単に抜き出せるような、書き写せるような、
そんなものが「正解」だと思わないでほしい。
菅田将暉さん演じる「ぶっきー」の「考えろ!」、
「想像力を働かせろ!」という言葉が心に残っています。
「正解」は、生きていく上での「答え」は、
問題文を眺めていれば見つけられるようなものでも、
方程式に当てはめれば導き出せるようなものでもない。
――制限時間はあなたのこれからの人生。
解答用紙はあなたのこれからの人生。――
――答え合わせの時に私はもういない。
だから、採点基準は、あなたのこれからの人生。――
――「よーい、はじめ」――
【18祭】「正解」RADWIMPSと1000人の18歳、感動の歌声
https://youtu.be/xKjFYKWCDas?t=2m37s
今、ツルネを見てる。昨日は山本二三展を観に行った。
本当にアニメーターって凄いと思う。
絵なのに、絵じゃないんだよ。
絵なのに、空気感が伝わって来るんだ。
質感が伝わって来る。五感が刺激される。
すごく綺麗で、そんな陳腐な言葉でしか表現できないのが悔しいくらいに綺麗で、でも、安易に言葉を重ねてしまうのも嫌で。
この質感を、空気感を、じっくり味わっていたい。
そう思うくらいに、綺麗なんだ。
欅坂のパフォーマンスもさすがだと思うし、山口真帆さんの卒業公演でのパフォーマンスも胸に迫るものがあったんだけど。
基本的に欅坂の曲って、歌唱力云々よりも、パフォーマンスありきだと思うから。
ダンスというよりも、ある意味、一種のお芝居のようなものだと思うから。
まさに、ステージパフォーマンスだと思うから。
あのくらいのパフォーマンスをするのなら、口パクも仕方ないと思うから。
下手な口パクをするくらいなら、お芝居に集中してもらってかまわないと思うほどだから。
あれはあれでいいんだけど。
でも、「芝居」抜きで、ダンス抜きで、この曲を歌だけで表現したら、表現できるだけの歌唱力がある人間が歌ったら、それはそれは聞きごたえがある曲になるんじゃないかと思って、「歌ってみた」動画を探してみた。
なかなか、「これだ!」ってのが見つからなかったんだけど。
なんか違うなぁっていう動画に出会う度に「この曲、難しいんだなぁ……」って思ってたけど。
やっと見つけた☆
欅坂46『黒い羊』歌ってみた【フル歌詞】(Covered by ゆま)
ジコチョー最終回を見た。胸がいっぱいで言葉が見つからないけど、
とりあえず、真奈子さんの台詞を「Hotaru's Palette心に残るセリフ―映像作品―」に入れておいた。
この主題歌も、すごく好き。
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