伽耶にとっての天照は、世界を照らす太陽であると同時に、
大好きな叔母。
きっと、他の登場人物たちよりも、ずっと太陽に近い存在。
天照に近い存在。
それが伽耶なんだと思う。
彼女であれば、きっと、天照にもそれなりの頻度で会っていたんじゃないかと思う。
でなければ、いきなり、後を継ぐことなんてできないと思う。
ラグナレクの発動により、運命の歯車が狂ってしまったけれど。
そうじゃなければ、彼女こそが次代の天照。
月読を父に、天照を叔母に持つ、巫女姫。
それが伽耶。
だから、彼女にとっての「天照の死」は、
他のキャラとはまったく別の意味を持つのだと思う。
世界の存続に直結する事柄なのだと、認識はしていても。
やっぱり真っ先に来るのは、「叔母様の死」に対する恐怖なんだと思う。
命を懸けても、世界を守ろうとした皆の覚悟。
ぶつかり合いながらも、世界を守ろうとした皆の気持ち。
そんなものに触れて、自身も世界の存続そのものに真剣に向き合うようになるのは、
もう少しだけ先なんだと思う。
華風月「月に照らされ、風に揺れる華」 MUSIC VIDEO
世界を再生するということ。
伽耶さんにとって、どういう意味を持つのだろう。
世界を救ってと言われ続けてきた結姫とは感じ方が違うはず。
そんな結姫と一緒に旅をしてきた天ツ神たちとも、感じ方が違うはず。
失恋し、大好きな幼馴染は人が変わってしまい、父親を失い。
そんな場面を目の当たりにした彼女にとって、鳴女の告白はどんな意味を持つだろう。
自分が継ぐはずだった天照の職を結姫が継ぐ。
それは彼女にとって、どんな意味を持つだろう。
結姫や鳴女、そして天ツ神たち。
彼らの壮絶なやりとりを聞いて、思うところはもちろんあるだろう。
けれどそれ以前に、鳴女の告白そのものは、
彼女にとってどんな意味を持つだろう。
それがわからないと書けない。
単なる説明シーンになってしまう。
味気ないシーンになってしまう。
そもそも彼女にとって、世界の存続に対する危機意識はどの程度のもの?
世界の存続に対する願いは、どの程度のもの?
次代の天照という、重圧。
世界を背負うという覚悟。
世界を救いたいという気持ち。
父親がしでかしたことへの代償。
甘やかされて育った姫君には、オブザーバーな姫君には、
そこが抜け落ちている。
【ボカロ8人】EveR ∞ LastinG ∞ NighT 【オリジナル】(Official Video)
「陽光の届かぬ塔の雲雀」。
「片恋の比翼」に比べれば、かなり短い話数で核心に迫ってます。
「片恋の比翼」は、颯太と那智の両方の視点で描かなきゃいけなかったし、
時に中ツ国も交えて描いてたから、結構な話数になってしまった。
それに比べれば、雲雀は伽耶さん視点オンリーのため、いいテンポで書けていると思う。
伽耶さん視点だと、省けるところも多いし。
でも、伽耶さんが直面する現実は、まだこれからが本番だったりする。
まだ、愛する人がバケモノに変わったとこまでしか書いてないからなぁ。
問題は、これからなのです。
彼らの最期を見届ける。
それが、タカマ本編における、伽耶姫にとっての、最大にして最後の大仕事。
恋人を撃ち落とした日 - Sound Horizon
最近、この曲をよく聴いています。
Canoue - 氷の魔女は眠る (Album: canoueIV~錆び往く禍の城~)
現在執筆中の「陽光の届かぬ塔の雲雀」のBGMとしても大活躍中☆
タイトルに「氷」とか「魔女」とか入ってるし、
曲の雰囲気や内容的にも、一見、伽耶さんには合わない気がするけれど。
なぜか妙にしっくり来る不思議。
聴けば聴くほど、我が家の伽耶さんにぴったりだ。
このかんざしもめちゃめちゃ伽耶さんに似合いそう♪
榮 - kanzashi sakae - 簪作家 2017 カーネーション 簪【 真紅 】
追記。
上の動画、さらに聴きまくったら、伽耶さんというよりも、澪標シリーズ第3部「廻り舞台と紡ぎ歌」に出てくるオリキャラの曲に聴こえてきた。
廻り舞台、早く続き書きたいなぁ。
そのためにも、早く雲雀を書き上げて、もういっこ、原作コミック最終回直後の天ツ神たちの話を書きたい。
この曲もものすごく好き。
今は私の中で、伽耶姫のイメージソングっぽくなってる(笑)
ClariS 『ひらひら ひらら』Music Video
羽生くんのフリーを見るたびに、歌いたくなるのは私だけではないはず。
「旅立ちの時」の作曲が久石さんだということを最近知った。
最初、パクリかと思ったけど、どちらもご本人作だった!!
【hope & legacy】羽生結弦2016-2017FS曲をピアノで弾いてみた/piano 梨音Rionピアノチャンネル
混声3部合唱 旅立ちの時 高音質
これ、絶対セルフカバー聴きたいと思ってたんだよね。
花岡なつみさんの歌声もパワフルで素敵なんだけど。
作った本人の方が、味が出る曲だろうと。
鬼束ちひろ「夏の罪」MUSIC VIDEO
もう、何者なの、これ作った人たち……!!
壮大な世界観と繊細な心理描写。
胸に迫る音楽とストーリー。
突如明らかになる「どんでん返し」が哀しすぎて。
わかった上で最初から見ると切なすぎて。
それぞれの表情は、言動は、そういう意味だったのかと。。。
コメント欄に記載された皆さまの解釈を見てても泣けてくる。
終盤に現れる「影」とかも、めっちゃ凝ってるし。
うわぁ、マジでこんな作品を書きたい。
世界の終焉とか、救世主とか。
タカマとものすごく似てて、でもある意味、真逆でもあって。
ものすごく創作意欲を掻き立てられる作品。
【ボカロ10人】祝福のメシアとアイの塔【オリジナルMV】/【VOCALOID 10】『Blessed Messiah and the Tower of AI』【Original MV】
ゴマキを舐めてました、ごめんなさい。
いろんな人のカバーを聴いたけど、
どれも、みゆきさんの声がちらついてしまい、
「やっぱり本家が一番」と思ってたけど。
これはもう、それとは別次元。
みゆきさんの声が聞こえない。
完全に、別世界を築いてる。
この世界観、好きです。
空と君のあいだに - 後藤真希
この曲、大好きなんだけど、難しくって。。。
イメージに合う歌い手さんがなかなか見つけられなかったけど、ようやく見つけた!!
蘭姉ちゃんボイスに似た、綺麗な高音、安定したリズムと音程、クリアな滑舌。そして、情感溢れる歌声。
この方の紡ぎだす調べが一番好き。
【佳仙ver. 】黄泉桜【歌ってみました】
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