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翻訳・広告代理店Ru Communications LLC便り

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日本旅行で夫が仰天したこと

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もつ鍋、食べてきました! もつ鍋、食べてきました!



日本で1カ月過ごして来ました。本来の目的は家族への寄り添いだったのですが、何十年も離れて暮らしている母親と急に何日間も一緒に過ごすのは、結構キツイものですね(汗)。長生きしてくれるだけでもありがたいし、後で懐かしくて恋しくて、となるのは分かっているのですが、正直3、4日一緒にいたら、2日間は離れていたい(笑)。

何しろ、「これ食べなさい」「熱いうちに食べなさい」「これ持って出掛けなさい」といちいちモーレツなのです。猫舌だからと断っても母、「熱いうちがおいしいんだから」と諦めませーん涙

だんだんイライラしてきますが、4日目ぐらいに別宅に泊まって少し離れると、また母のおせっかいに笑顔で対応できるようになります。「なぜ一日でも多く一緒に過ごさない?」という罪悪感もありますが、やはり笑顔でいるためには休憩が必要です。

さて、前置きが長くなりましたが、アメリカ人夫が日本で1カ月間暮らして、どえらく驚いたことが2つあります。

1つ目は、ショッピングモールが夕方閉店したときなどに、各店舗がネットを商品にかけただけで無人になること。「これじゃあ簡単に盗めるじゃん!」。そうなんです、ネットをぴらっとめくったら盗めます。「人を信用しすぎじゃない!?」。おりしもアメリカでは真昼間からモールに押し入る窃盗集団がニュースをにぎわせていますからね。彼にとっては驚きでしかありません。「でも、誰も盗まないんだなー、これが」(私)。

2つ目は、あまりの食べ物の多さ。福岡の広大過ぎる地下街(本当に広い。歩いても歩いても終わらない)にまず、「これで日本5番目の市!?」と度肝を抜かれていましたが、そこにおいしそうなレストランやパン屋、カフェがぎっしり並んでいます。さらに地下街はいくつものデパートのいわゆる「デパ地下」に連結。デパ地下はまるで食べ物を散りばめた巨大な宝石箱でした!

「これは食べ物の洪水だ!もう食べ物に溺れそうだよ! 日本は、豊かなんだなあ!」。日本が貧しくなったとよく言いますが、アメリカ人から見ると、度肝を抜かれるほど豊かな世界が広がっています(さらに、安全と来たもんだ!)。




#アメリカ在住ライター

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たまには夫をひっかける(鳩との格闘)

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床に散らばった羽 床に散らばった羽


昨日、クッション約10個のカバーを外したら、床に大量の羽毛が散らばりました。まるで鳥と格闘した後のようです。

そこで思い出したのが以前の「家の中に鳩がいた」騒動――そうだ!良いいたずらを思いつきました。

夫のいる2階に駆け上がって、「鳩が居間にいたんで格闘になった!」と、私。「え?なになに?」と言っている夫の手を引いて1階に下りると、鳥の羽が床に散らかった惨状が――。

夫「ドアを開けたままにしてたのか!?」
私「ほんの5秒の間だったのよ!その隙に鳩が入って来て!」

夫「ここまで羽が散らばるとは、何羽だったんだ!」
私「2羽!そのうち1羽はしぶとかったので殺した!」

夫「こ!殺した!? Oh, man…(なんてことを)!。殺す必要はなかったのに、ルー!殺す必要はなかったのに!ルー、Oh, man…!」。

その悲しそうな声に思わず吹き出して、ネタばらし。「私が動物を殺すわけないでしょ!クッションから羽が出たの」と言うと、「よかったあ涙」。夫はヤクザな風貌ですが、家に入った虫も1匹1匹殺さないように透明の空き箱でそっと捕らえて、庭に逃がしてあげる人です…。


#アメリカ在住ライター

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ゴリゴリマッチョ兄さんとハイチュウ

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ゴリゴリマッチョ兄さんとハイチ...





先日、ジムに行ったら、エントランスに特設カウンターが設けられていました。どうやらどこかの保険会社が宣伝に来ているようです。カウンターに並べられているのは、チラシ+ミニタオル+ハイチュウ2粒が入った透明な袋。

私の白目は目ざとくハイチュウを見つけたものの、こういう広報カウンターにはとても近づけません。興味のあるふりをするのも苦手ですし、話を切り上げて去るのも難しい。ハイチュウとこの苦悩を天秤にかければ、瞬時に苦悩が勝利します。

ところがさすが、ジム仲間のメイ。「るー!何か配ってるよ、行こうよ!」。「私は…」などと言う間もなく、気付いたら私もカウンターの前に立っていました。「これ、どうぞ」と景品を渡してくれるお姉さんはすかさず、「保険は入っていますか」。「ほら、きたよお」(私の心の声)。こういう時、メイは堂々としたものです。他のチラシにまで自ら手を伸ばして「これ、もらってもいいかしら。後で読んでおくわ」――「Please! Thank you」とお礼まで言われて、スムーズな退散。

私もメイの陰に隠れながら急いで立ち去ろうとすると、目の前に突然大きな壁が! いや、壁じゃない、ムキムキマッチョの大男だ! その男の人はまっすぐカウンターのお姉さんを見て大きな声で、「ハイチュウください」。

チラシを読むふりも興味があるふりもせず、ストレートにハイチュウだけを所望するとは…。この状況における、最強キャラでしょうか。





#アメリカ在住ライター

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悲しくなる独立記念日の花火

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昨日、裏山から見た花火





独立記念日といえば花火ですが、ラスベガスでも多くの家庭がまるで花火師ばりの立派な花火をバンバン打ち上げるので、街総出の花火大会のようになります。

1つ打ち上げるのに20~80ドルはかかっているんじゃないですかね?ご近所さんはそんな立派な花火を1時間以上打ち上げ続けていました。

花火はとてもきれいですが、去年と今年はあまり楽しめませんでした。

耳が敏感な犬は大抵花火の音が怖いものですが、去年春に亡くなった愛犬バク君も、花火が始まるとベッドの下に頭を突っ込んで震えていました(お尻は出たまま)。

「こっちおいで!」。テレビを大音響にして、バク君をブランケットの中に入れて抱きしめたっけ…。

ある時はバクを家に一匹置いて(音楽を大きくかけて)、義家族に招待されたホテルの花火大会を見に行った……ごめん、バク。一緒にいてあげるべきだったのに。

バンバンと音を上げて打ちあがる華やかな花火を見ながら、心の中はバクの思い出と後悔ばかり。目の前の世界が自分とは全く関係のない、遠く切り離されたものなって、音まで小さくなっていきます。「もう帰ろうか」。


#アメリカ在住ライター

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果物に追い立てられる:夫!買うなら食べて

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インフレのキツいアメリカで、い... インフレのキツいアメリカで、いちご5箱が5ドル




ラスベガスで定番のラテン系スーパーマーケット、La Bonita。ここがとにかく何でも安い。店内だけはアメリカの熾烈なインフレを忘れた世界です。

例えば上の写真、通常なら1箱5ドルはする苺が5箱で5ドル。5箱買わされるのが辛いところですが、毎日、スムージーを飲む私にとっては「冷凍すればいいや」。

大きなマンゴーも2つで1ドル、洋梨も10個入りで1ドル!と、手を出さずにいられない値段の果物が並びます。

夫はスイカが好きなので巨大なスイカを1つ。さらに夫の手は巨大なパパイヤ2ドルにものびます(私はスイカもパパイヤも食べないぞ)。

気が付けば、「スムージーを毎日飲む」なんて生易しいものでは消費できないほどの果物が家に山盛りになります。

半分は切って冷凍庫に(かなり満杯に)。しかし残った半分も4~5日は緑っぽいのに、6日目ぐらいから全部同時に熟します。小さなジューサーにもりもりに果物を詰めて、朝っぱらからお腹が破裂しそうなほどの量のスムージーを飲むのは苦行ですが、全部熟しまくっているので猶予はありません。

夫はというと、なぜかスイカしか食べません。よって私は地獄のように果物を食べまくり、ようやく大きなマンゴーが残り5つか…と思ったら、またLa Bonitaに一人で行った夫の手に大量のマンゴーが!

「え!マンゴーまだ5つ残ってるのに」。

とにかく急いで毎日マンゴーを食べ続け、あとようやく残り3つかと思ったら、またLa Bonitaに一人で出掛けた夫の手に大量のマンゴーが。

しかも夫、マンゴー食べませーん涙(私が毎日マンゴーを鬼の形相で食べているのを見て、マンゴー大好きと思ったのでしょう!)

気付けば、最初の買い物で夫が買った巨大なパパイヤが腐り始めています!大至急皮をむいて、半分凍らせて(冷凍庫ももう満杯)、夫に食べろと勧めますが、なぜかスイカしか食べなーい!

すると昨日、なんとここに住んで5年目にして庭にあった葡萄の木が初の大豊作!庭から戻って来た夫の手に4房の葡萄が!

夫が「俺はこれ、食べたくない」というので(ショック)、これもスムージーにして飲んでやれ! たった一人で果物地獄と戦い続けていますが、昨日、夫についに言いました。「しばらく果物は買ってこないで」。




#アメリカ在住ライター

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自分との闘い

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BJ'sでご褒美シャンパンを飲... BJ'sでご褒美シャンパンを飲んできました…が、一番安いのを選んで1杯13ドル。高い。5ドルの安シャンパン2杯の方がいいな。





5月半ばから6月末まで、文字通り、働き詰めでした。
日曜以外、朝7時半から夜11時まで。
ランチ休憩は15分+夕方に運動を1~2時間。
夕方にいったん運動することで、また深夜労働に戻れます。

ここで私の仕事の問題ですが、ただ長時間やれば量をこなせるというものではなく、何か「良いもの」を生み出さなければなりません(編集業)。そうすると、精神的に弱い私にとっては、あらゆることがプレッシャーになってきます。

まず前日、「夜、ぐっすり眠りたい」「眠りさえすれば明日、サクサク制作できて夕方に1本仕上がる…」。

こう思った瞬間、眠れなくなると思って正解です笑

なので夜になると、自分に言い聞かせます。「明日ね、出さなくてもいいよ。締め切りを数日間守れなくったって」「平気、平気」。

さあ、朝7時半にパソコンを開くとまた次のプレッシャーが押し寄せます。「今日出せたらいいな」「出したいな!」――「いや、絶対に出さなきゃだ!!」。

するとなぜか目の前の文章が正しい文法なのかも分からなくなってきます(すぐパニクる)。そこでまた自分に言い聞かせます。「今日出さなくても」「平気、平気」。

私は自分との戦いにいつも負けそうになります。でもこの繁忙期は、どうにかリング上で自分をノックアウトし、自分自身が右腕を上げて勝利の雄叫びを上げることができました。

1カ月半、毎日自分と戦った私は今ボロボロです。とんでもなく強い敵でした!よって10日間ほどは、とてつもなくのんびりする予定です。
#アメリカ在住ライター

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私のコーヒーカップ(犬)

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私のコーヒーカップ(犬)



大好きなこのコーヒーカップ。
でも、「早く飲んであげないと溺れちゃう」って、毎回(毎日)思うんですよね。



#アメリカ在住ライター

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日本人と韓国人の見分け方

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日本人と韓国人の見分け方






昨日、髪型で韓国人だと分かった…と書きましたが、日本人か韓国人かは米粒ぐらいの距離でも大抵見分けがつきます。

これは私だけの能力ではなく、韓国にしばらく住むと誰でも見分けられるようになり、皆が口をそろえて「不思議だけど分かる」と言うものです。


日本人の見分け方→体のラインがぼやけている。引き締まっていないという意味ではありません。ただ、ぼんやりとして、周囲の空気となじんでいます。だから豆粒の距離でも、そのアジア人の体のラインがぼやけていたら、それは日本人です。

ところが韓国人は、遠くから見ても体がラインがくっきりはっきりしています。風景から浮き出ています。

日本人と韓国人は似ていると思いますが、そのシルエットを変えるほどの違いは確かにあります。周囲となじむように和を大切にしている日本人は体のラインがぼやけ、喜怒哀楽を表し、パキパキと生きている韓国人は体のラインがくっきりしています。



#アメリカ在住ライター

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やっぱり韓国人だった

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やっぱり韓国人だった






先週、「ジムのクラスにただ一人、韓国人っぽい女性がいるので、明日にでも話しかけみよう」と書きましたが、翌日、早速話しかけてみました。

どうして彼女を「韓国人」と思ったかというと、「髪型」です。私が韓国に住んでいた1990年代、韓国で女性のショートカットと言えば、うなじの部分の髪が、なんというか、浮いた感じのショートカットでした(髪と首の隙間が大きい)。

あれから四半世紀経った現在ではさすがに流行も変わっただろうと思っていましたが、意外にも韓国スーパーなどに行くと、まだその髪型が見られます(中高年のみ。当時は韓国人の中高年女性と言えば「ラーメンモリ=ラーメン頭」でしたが…)。

なのでジムでその女性を見た時、「あのショートカット、懐かしい!」と思ったわけです。そして格闘技系クラスが終わって教室を出る時、背後からまるでストーカーのようにいきなり「明日はダンスクラスだけど、あなたも来る?」と話しかけたのでした。

「へ?」。さすがに背後から「明日も来る?」、しかも違うクラスに、と問われて戸惑ったようですが、「はい、出る予定ですよ(ニコ)」。ああ、懐かしい、韓国語なまりの英語です(私も日本語なまりの英語です汗)。

「今日の格闘技系クラスでは、ダンスクラスの面々も数人いたわね」と彼女。「そうなの? 私はあなたしか気付かなかったわ」――ますますストーカーじみた返事になりましたが、気味悪くは思われなかったようで、ここ数日、顔を合わせる度に私の方に飛んできてくれます^^☆。話しかけて良かった!

#アメリカ在住ライター

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「どんなに幸福な瞬間でも沈鬱な気分になるの」

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「どんなに幸福な瞬間でも沈鬱な...







電子書籍アプリKinoppyで本を読んでいますが、電子書籍は独自の楽しみ方ができて、もう紙に戻れなくなりそうなはまりようです。

フル活用しているのは辞書機能。特に、私の好きな1900年代初頭の文学には見慣れない単語も頻出するので、とても助かっています。さらにその単語を色々な色でマークして、後からまとめて開くこともできます。

私は意味を調べた単語はピンク色に、心に響いた文章は水色にマークしています。

例えば数カ月前に読んだ、ドストエフスキーの『貧しき人々』では、次のような文章を水色にしていました。

主人公の貧しい老人が若い女性の文通相手に書いた言葉。「あなたは私を、蝿の羽にでも打ち倒されそうな優男(やさおとこ)だなどとは見ないでくださいよ」――この表現がなんだか絶妙で、思わず水色にしたようです。蝿の羽に打ち倒されるほど弱い男。

その女性の返信で「でもわたしはどんなに幸福な瞬間でも、いつもどういうわけか沈鬱な気分になるんですの」。――これはまるで私自身が話した言葉のようだったからでしょう。

老人が、皆が恋焦がれていた一人の女優を思い出して言った言葉。「だれの胸にもおなじ一羽のカナリヤが囀(さえず)っているようなあんばいでした」。――大好きなスターでも、大好きな人でも、そんな人がいるとき、本当に、心の中に一羽のカナリヤがいるように感じますね。この一文を読んだ時、私の心の中にも大切な大切なカナリヤがいることを思い出しました。

今日、あなたの心に響いた文章は、ありますか。





#アメリカ在住ライター

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