フォスタードッグの雨ちゃんに支えられながらも、まだまだ春に亡くした愛犬のことを思って眠れない夜を過ごしている私です。
そんな中、先月、夫がメキシコのサンフェリペに行こう、何もない小さな漁村でのんびりしたらきっと気分も晴れるよと提案してくれました。私もそれが必要に思え、先々週、4泊5日で行ってきました。
しかし、行ってびっくり。避暑の気分で訪れたら、ラスベガスとほぼ同じ40℃近い気温。さらに100%にも近い湿気が加わって息をするのも辛く、少し歩けば服がずっしり重くなるほどでした。ホテルのパティオに出れば、蚊が一斉に襲ってくる(涙)。おまけにホテルのカウチと椅子はダニだらけ(叫)。先に座った夫が何10か所も噛まれたおかげで、私は10か所程度で済みましたが、おちおちくつろげない状態でした。
それでも…やっぱり景色が変わるのはいいですね。大きなサボテンの横を歩いたり、小さな食堂で素朴なメキシコ料理を食べたり、そんな5日間を過ごして、「悲しみの一つの節目がついたのかな…」と、ふと思いました。
…なんて言っても、まだまだダメな日はありますけどね。毎日「あの子はどこにいるんだろう」と思っては、「前よりももっと近い場所にいるよ。心の中に」という返事を自分で想像したりしています。
雨ちゃん、バク君との日々を記したインスタグラムも覗いてみてください。https://www.instagram.com/ruandbax/?hl=en
雲の上でくつろぎ気分
そんな反省した可愛い目で見てもだめよ
アニマルシェルターから、雨の里親募集ページに載せる写真を送ってくださいと言われて、「送らなかった」のが上の2枚です。ベッドの中綿を出す犬はさすがに嫌でしょう^^!
バク(春に亡くなった愛犬)の思い出ベッドを雨に貸していたのですが、中の綿を出して遊ぶ遊ぶ。それでも「あめええええええええええええ!」と、叫んではイケマセン。犬のトレーニングは冷静対応がカギ。せめてベッドを取り上げようとするも、逆に大喜びで引っ張り合いを始める始末。もうどうすりゃいいの、方策が思い付かず、ひとまず椅子に座って宙を見ます。
まあいいや、これは後回し。
他のことができるようになれば、これも自然に治るかも(実際にそういうことは多い)。
先週からさらにできるようになったのは、お座りの後に私が離れてもそこで待ち続けること。まだ、時々動いちゃいますけどね。「ステイ!」と言ったら一応がんばって、そこで待っています。
横につけて歩く「リードウォーク」はまだまだ訓練中です。でも、かなりできる時が増えてきました。
【他にできるようになったこと】
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/449777/2022-09-01
ミドルネーム「餅」、悲惨な嵐の中捨てられたガリガリの雨ちゃんが、ふっくら膨らんできました。
同時に運動もしっかりさせたいのですが、ラスベガスは毎日摂氏40度近くなり、アスファルトも裸足の犬が歩けば火傷する熱さ。
そこで早起きが苦手な私が朝5時から起きて、冷えたアスファルトの上を雨と歩いています! おかげで私も元気になってきたかな。亡くなったバクも、横をちょこちょこついて来ている気がします。
まだ痩せてはいますが、、(ここはどこ?我が家の裏側です)
最初よりは肉がつきました。
ここで
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/448241/2022-08-15
最初の写真を見ていただくとその変化がよく分かると思うのですが、いつの間にか雨ちゃん(フォスター中の犬)が迫力ルッキングになっていました笑
これまで小型犬しか飼ったことがなかったので、犬がどんな行動を取ろうとあまり気にしてませんでしたが、中型犬の雨ちゃんが暴れたり引っ張ったりすると大変です。
一番大変だったのは最初の週。家の中を走り回って、呼んでも来ない来ない!
→しかし今では95%は大至急戻って来るようになりました。
また、最初の週はドアも我先に出ようとして網戸を外す勢いでした。犬が人間より先に出口/入口をくぐるのは絶対だめ。自分がリーダーだと勘違いし、制御不能になります。
→今は私が先に出て、「OK」というまで座って待てるようになりました涙
最初は餌を運ぶとボウルに飛びついて来たのですが、今では目の前にボウルを置いても、よだれをたらしながら「OK」の合図を待ちます。
あとは散歩中の引っ張り…。これも自分をリーダーと勘違いさせてしまうので至急直す必要があります。リーシュが垂れた状態で横を歩かせ、飼い主が進む方向について来させるのが理想です。
しかしこれが難しい。どうも雨はまだ子供で好奇心が旺盛なのか、散歩に連れて行ってもらったことがないのか、色々なことに気を取られてあっちこっちにぐいぐい引っ張ります。
まあ、最初の2週間は米俵30俵積んだ荷車でも引かせようかと思うほどの引っ張りようだったので、それからは進化していますが、まだまだです。
「引っ張ると逆方向に歩きなさい」というトレーナーさんの指導に従うと、家の前の道路を行ったり来たりしてばかりになります。少し進んでも他の家の前をくるくる回っているので不審者状態です。
私も雨も、もう少し修業が必要です。
これでも太った方です(><)
「アメちゃん」の漢字は「雨」です。シェルターから「名前つけてください」と言われたので、「雨」と名付けました。
なぜなら『地獄の餌箱:なぜか巨大植物が生えた…』 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/447616/2022-08-08
で書いた通り、ちょっと前のラスベガスには毎日数時間だけとんでもない嵐が来ていまして(日本の地震警報のように不気味な洪水警報が毎日、携帯から鳴り響く)、雨ちゃんはそんな期間に、道端に捨てられたのでした(血便も出るはずだ)。
過酷な雨嵐を生き延びたワンコだから、これからも強く生きるように「雨」。
それにしても痩せています(写真)。あばら骨は触ると洗濯板のようですし、首も肩もお尻も骨が突き出ています。
そこでミドルネームは「餅」。早くお餅のようにふっくら膨らんでくれたら…と願っています。
色々覚えてきた賢いアメちゃん
以前、取材したドッグトレーナーさんが「結局は飼い主自身がドッグトレーナーにならなければならない」と言っていたこと思い出しました。
なぜなら犬が好ましくない行動をするのは、すなわち飼い主の好ましくない行動によるものだからです。アメちゃんを道端に置き去りにしたオーナーも良い行動がとれず、アメちゃんを手に負えない犬と思ってしまったのかもしれませんね。
だから私は次のオーナーがアメちゃんを「嫌な犬だな」と思わないよう、厳しく躾けることに決めました。といっても犬には決して声を荒げたり叱ったりしてはいけないんだそうです。
好ましくない行動をした時は、命に危険が及ばない限りは無視。ただし良いことをしたら‟その瞬間に”おやつをあげて褒めちぎる。
しかしこの「声を荒げない」というのが難しくて汗。
ちょっと目を離すとテーブルの上のグラスを倒してこぼれたジュースをぺろぺろ。グラスが転がって床に落ちて割れる瞬間に、「アメーーーー!!!!」「のおおおおお!!」。
するとすかさず夫がやって来ます。「あれえ?声を荒げないんじゃなかったの笑」。
しまいには言うことを聞かないアレクサに声を荒げたら、また夫から「あれえ、また声を荒げている人が居るぞ~」。
でもこれは夫とのコミュニケーションにも役立っています。夫が何か好ましくないことを言っても、私は今、静かになるだけです。夫がひるんで自分から打開策を出してくるので、そこで即座に「わあ、いいアイデアだね!ありがとう、私のことを考えてくれて」と褒めちぎります。
今のところ、アメちゃんよりも夫の方がよく言うことを聞くようになっています。
シェルターのサイトに載っていた、アメちゃんの写真。やせ細ってあばら骨が見えています。
泣いてばかりいてもね…。
「新しい犬を飼ったら?」と慰められて、「私は犬好きを自認していたけれど、欲しい犬はバク君だけなんだと」と気付いたり。
もし飼ったらすぐに癒やされることは分かっているけれど、大好きになってまたお別れでこの苦しみを味わうのかと思い、「もう飼えないんだ」と気付いたり。
それでいて、犬のいない暮らしは寂し過ぎると感じたり。
色々な思いが交錯して、ついに、それならこの無駄に寂しい人間を、同じように寂しい思いをしているワンコにフォスターとして捧げようという結論に至りました。もちろん、助けられるのは、むしろ「私」…。
シェルターに連れて来られて、恐怖におびえているワンコはたくさんいるそうです。市のシェルターに申し込んだら、早速「アメちゃん」が我が家に一時避難することになりました。
足を見たら血だらけ。数日前にシェルターに入り、おびえ切って血が出るまで一晩中ドアを掻き続けていたんだそうです。怖くて部屋から出たかったのでしょう。「この子はすぐにでもフォスターが必要でした」とスタッフさんは言いました。
経緯を聞くと、「多分、車に乗せられて、どこかで道端に捨てられたのかと」。この小さなラスベガス市では、探している人がいればまずこのメイン公営シェルターに問い合わせが来る、もしくは住民用の探し犬サイトで容易に「探しています!」というポストが見られます。でもこの子を探している人はどこにもいないそうです。
我が家に来て3日目ですが、毎晩スヤスヤ寝ています。問題はすさまじい下痢。かぼちゃのスープ(整腸効果あり)をあげたり、半日胃を休めたり、いろいろやっていますが3日間治りません。しかも血便。かぼちゃのスープをあげたら血はなくなりましたが、完全に水です。
今日治らなかったら明日、シェルター併設の動物病院に連れていく予定です。
私も走り回って(室内にも下痢するもんで^^!)血尿が出そうなほど疲れています笑 でも大丈夫。もう少しでアメちゃんも私もくつろげるようになるはずです。
餌箱の下に生えた、雑草とは思えない巨大植物(中央)。
『鳥のために大出費』https://jp.bloguru.com/RuCommunications/441771/2022-06-06
に始まった、小鳥との素朴な‟癒やしの時間”が鳩との壮絶バトルに変わった次第は書き記しましたが、その後、意外な展開がありました。
ーーその展開の前に、まずラスベガスの天候について書いておきましょう。先々週の1週間は毎日数時間、ひどい嵐が来ました。その激しさと言ったら、打ち付ける雨で家が揺れ、5分ごとに雷が落ち、近所中のポリバケツ(タイヤ付き)が一斉にゴロゴロお出掛けするほどの暴風が吹き荒れるレベル。大きなトランポリンがいくつも空を飛んでいました。全く砂漠に生まれたこの街は、暴れる野獣を背負い投げして無理やり飼い慣らしたような環境なのです。
しかし、大地をひっくり返すような嵐ではあるものの、過ぎ去った後は街中の緑が色濃く生気をみなぎらせます。
もちろん我が家の庭もーー「あれ?ちょっと待って」。一昨日ふと、餌箱の下の花壇が妙に混み合っていることに気付きました。約50センチの高さの、見たこともない巨大植物が生えています。「こんなのあったっけ!?」。
もしやこれはーーああ!トウモロコシ!
小鳥にあげていた市販の餌の中に確かに、乾燥したトウモロコシが入っていました。あれが地面に落ち、嵐の恵みを受け、急成長したようなのです(しかも4本も)。
夫は収穫したら額縁に入れて飾ると言っています。…なぜ?
せっかくなので、本当に実がなるか、楽しみに待ちましょう。
日本は連日コロナ感染者数が史上最多を記録しているそうで。今朝のニュースでは、各病院が申請書を何時間もかかって手書き&ファックスし、それを保健所のスタッフが一つ一つデータベースに打ち込んでいるため、業務がパンク状態なのだと報じていました。
最初の病院でパソコンに打ち込んでもらえたら、次の保健所はきっとかなり楽になるでしょうね涙。でも日本は色々なシステムが「最もできない人」を考慮して作られている感じなので、オンライン化は難しいのかもしれません。
それで思い出したのが、私の米国永住権の延長申請です。10年に1回だけ延長申請しなければならないのですが、ちょうど7月に期限が切れるので、念の為3ヶ月前の4月に延長を申請しました。
まず、開いた移民局のウェブサイトには電話番号は載っていません。電話がかかってくるとうるさいので、あえて載せないのでしょう。そして申請方法はオンラインの一択でした(実際の窓口は完全クローズ。もしかしたら郵送もあったのかな?でも申請書をダウンロードして印刷して手書きで郵便局に行って、、、とかは逆にスキルが要りそう)。
どうにか記入を終えて、最後の「写真」「指紋などの本人確認確認」のステップではなんと「10年前のを流用するので不要」。ありがたいけど20年間同じ写真でいいのでしょうか笑 また、私が本人だとあっさり信じてくれてありがとう、、、。これもまた、郵送であれこれ送られたらうるさいので、思い切って省略したのでしょう。
そして「延長申請」の最後のボタンをクリックすると、申請プロセスにかかる時間がパーンと出てきました。
え?見間違い?ーーーまさかの「1年2ヶ月」、、、、。
ここまで簡略化しておきながら1年2ヶ月もかかるとは、、、それまでアメリカを出られない?もし日本の老母に何かあったら?3ヶ月前に申請したのに何てこった、と思わずパニック&絶望感。
でも「苦情が来ないように、わざと超異常なタイムフレームを伝えるのかな?」と前向きに捉えることにしました(ぶるぶる)。
するとなんと!翌月にはあっさり紙の「仮の証明書」が郵送されてきました。これがあれば海外にも行けるんだそうです涙 なんだあ、「1年2ヶ月」はやっぱり前振りだったんだあ。この紙は1年で失効するのですが、まあそれまでに実物のカードも届くでしょう。
ーーーと思っていたら、やっぱり侮れない!
先日、同じく永住権持ちのクライアントさんと話をしていたら、ちょうど「昨年、延長申請したんですよ」。そして同じように紙の「仮の証明書」が届いて安心していたら、その紙の失効(1年)が来月に迫った今も本物のカードが届かないのだと、、、「失効後、私はどうすればいいんでしょう涙」。
あそこまで簡素化されていても、この始末。日本だったら暴動モノなんじゃないでしょうか、、、。
数回通って私だけあっさり感染
仕事仲間の方々にはまるで何事もないようにメールを送っていますが、実は私、コロナ感染療養中です涙 しかしメールだと私のウイルスが届かないので安心ですね!
【ことの顛末】
不眠症→ジムでコテンパンに疲れろと助言される→ジムに入る→先週数回通う→速攻でコロナにかかる
助言してくれた皆は、コロナの最中もずーっとジムに通い続けていた方々、、、ところが私がわずか数回通って感染。さすがの私(TT)。
もしかしたらワクチン4回目を打って10日後ぐらいだったので、逆に免疫力が下がっていたのかもしれません。
症状といえば、きつかったのは最初の3〜4日だけ。とはいえごく普通の風邪、いや風邪以下の症状でした(この軽さはワクチンのおかげか?)。そのため4日目の夜から普通に仕事に戻りました(隔離室で)。
なにやらワクチン+感染の組み合わせが「最も強い免疫力」を作るそうで。この隔離期間が終わりましたら、いよいよ心も体も不死鳥のように蘇り、もうやけくそのように暴れまくる予定です!
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