こんなかたちで震災の現実を知るとは・・・

仕事の関連で10年近く前からネットショップを運営しています。
ネットショップ運営に関する情報を得るのが主目的で利益確保は二の次で期待はしていません。
扱い品目は地元の特産物で種類は多くありません。田舎なのでお米も商品の一つです。
で、最近急にお米の注文が頻繁に入るようになったのです。
お客様は全て関東エリアです。
どうやら関東では店頭での食品が不足して食料、特に主食である米の確保が大変なようです。

国は食料は十分あると言っています。
しかし、被災地には思うように支援物資が届いていないとニュースでは頻繁に言っています。
被災地では金さえあれば何でも買える状況ではないのにそうでないところでは簡単に買占めができています。

前回のブログで混乱でも冷静沈着な日本人の行動に対する世界の称賛は多くありり日本人としてほんとに誇らしいと書きましたがこういう現実もあることを知ると考えさせられてしまいます。

配送業者に聞くと関東方面への荷物が増えているとのことです。
恐らく縁者の方が物資を送られているのだと思いますがこのことは当然だと思います。
買い物をしている時、ここも電池が無いと言っているのが聞こえました。
ここでも停電があると思って自分たちのために買ったのかそれとも輪番停電が実施されている関東地方の縁者に送るためなのか・・・

自分の環境を考えると被災地で劣悪の環境で耐え忍んでいる方たちの様子がつい目に浮かび一刻も早く普通の生活に戻って頂きたいと願うばかりです。

（写真はネットから借用しました）

お米は現在まったく買うことが出来ません・・・。電池その他照明器具も全くありません。食料品も限られたものしか手に入らず、カップ麺などはすべて消えてしまっています・・・。

物流も少しずつ良くなっているようです。今しばらくの辛抱と思います。一人一人が買う量はわずかでも大勢が一斉となると社会情勢が変わるんですからその影響は大きいですね。そのパワーを有効な方向に働かせてほしいものです。