嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか、読了
2月
12日
改めて落合博満という人が本当の意味で「プロ」だということが分かりました。そして、その一方で日本は決して契約社会にはなれないんんだろうなという定款にも辿り着きます。
そして、自分が指揮官である時、ここまで全てを削ぎ落として、それは自分の感情すらも削ぎ落として、ただただ「勝利」だけを目指せるのだろうか、という問いかけも生みます。
先日「レジェンドの目撃者」(だったかな)の再放送をたまたま見て選手落合の凄さの一端を垣間見ましたが、この本は監督落合の凄さ、本当の意味での「プロ」の凄さの一端を垣間見た気がします。
落合が「嫌われた」のは、落合が本当の「プロ」であり、日本という国が「アマチュア」だからなのでしょう。しんどいだろうけど、私も「プロ」になりたいと思いました。