インスタント麺(390)@九州丸一食品:九州の旅【久留米】
5月
5日
「久留米ラーメン」は、福岡県久留米市を中心とするご当地ラーメンですが、豚骨スープとストレート細麺(長浜ラーメンほど細くない)を基本とし、多くの九州ラーメンだけでなく、他の豚骨系に影響を与えてきました。
「久留米ラーメン」の発祥は、1937(昭和12)年に西鉄久留米駅前に開業した屋台<南京千両>で、創業者の<宮本時男>が長崎ちゃんぽんのスープをもとに豚骨スープを考案しましたが、この時はまだ澄み切った「清湯スープ」でした。
その後、同じく久留米市に開業した<三九>の店主<杉野勝見>がうっかりと長時間スープを沸騰させてしまい、現在の「白濁豚骨スープ」が偶然生まれました。
また彼は、ラーメンに「海苔」をのせることも考案しています。
昨日の鶏ガラを使った「鹿児島ラーメン」と、どの程度「豚骨スープ」の味わいが違うのかと期待しました。
確かに少しは濃厚なスープの味わいでしたが、極端な味わいの差は感じませんでした。