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two o one two

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姉不在初日

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6/24/2017







昨日の朝、フルタタリで出かけて行った母が、マリアさまになって帰ってきた。この落差が凄い。いつものことなのだけれど、驚いてしまう。

やっちゅりな?

これまたいつもの台詞。昨日から姉は旅行に出ていて月曜まで留守になるのだが、母には「もうじき帰ってくるよ」と伝えた。
母にすもものコンポートを。種を小皿に上手に出してくれて感心。片付ける時には「くん種っくゎ植いてごらん」と言う。「芽が出るかね?」と訊くと「んいぃ〜」と力強いお答え。わかった、明日の朝に植えてみるね、と返しておいた。笑
藤井四段の特別番組。母が眠そうにしていたので、もう横になるかと何度か促したのだが、「いや大丈夫」と。何かが気になるようでちょっと不安そう。
あ、そうか。。。姉のことだ、と思う。そこで、母には姉から連絡があって今夜は残業で遅くなるから先に眠っててね、ということだった、と話した。母は、あぁそうなの、と少し安心した様子で、それから程なくして「とぅくばってくり」と。ベッドへ誘導し横にさせると、あっという間に眠ってしまった。時間は8時半頃か。

11時、母の呼ぶ声で目覚める。姉の名前を呼んでいる。近づくと、殆ど眠った状態。時間を伝えると「ありがとう、起こしてね」と言ってまた眠る。
それからこの繰り返しが10分置き、ひどい時には5分後にまた呼ぶ声。様子を見ていると、トイレへ誘導できるような感じじゃない。殆ど眠っている状態。つまり寝言(うわ言?)のような感じ。姉の顔を見ていないので不安になったのだろう。
12時半、わたしの方が根負けしてしまった。母のベッドの隣に布団を敷き、ベッドから枕とタオルケットを持参してそこで寝ることにした。
母が声をかけたらそこから返事をすること2回くらいか。その後、母は朝までぐっすりであった。途中、ベッドへ戻ろうかとも思ったが、わたしも朝までそのまま。

6時。母の声で目覚める。トイレ誘導。母はまだマリアさまだった。姉のことを気にしているようだったので、姉はもう仕事へ出かけたよ、と話した。母は、そうなの、と納得したようだった。
まだ時間があるのでベッドへ戻す。母には「後で起こすからね」と。

昨日、お迎えの時間のことを連絡帳に記した。誤差があるのは承知しているが、時間が遅れる場合には連絡をいただきたいという旨。しかし、ケアマネさんからの返事は連絡の件には一切触れず「ご理解ご協力をお願いします」という言葉だけであった。はて。。。

そういうわけで、今朝は母にゆっくりとベッドで待ってもらおうという考えだった。一応、そろそろ起きる?と何度か声をかけたことはかけたのだが、母が拒否したので。

Kさん、いつもの時間より10分程遅れて到着。母はまだベッドだったので、お迎えが来たことを伝えると、母、いきなり鬼に変化していた。あれれ、、、マリアさまはいずこへ、、、、!

その後、Kさんと一緒に母をベッドから起こしたのだが、母は、もう自分の命はないのでこのままここで終わらせて欲しい、などと言っていた。また、山に捨てるつもりか、自分の命は自分がよく知っている、などなど。まぁもうここにはとても書けないような言葉も。不安が強くて凶暴になってしまった母。
Kさんに頭を下げながら、母には「待ってるからね」と言いながら、お見送り。


姉帰宅まであと3日。
わたしが不安になってもいけないね。









#介護日記

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ぬっちゅんニンギンかい

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6/23/2017







梅雨明けしたのかな・・・と思わせる空。
予報では「曇り」となっていたのに、ピーカンに晴れている。日差しが強い。昨日、沖縄は梅雨明け宣言された。そろそろ島も明けるのかもしれない。この前、姉が羽蟻を発見した時にもそんな話にはなったのだが、さて、どうだろう。


今朝、母のお迎えが大幅に遅れた。
以前も同じことがあり、連絡だけはして欲しいことをお伝えしておいたのだが、どうしてそれが出来ないのだろう。
折しも母の調子がいまひとつ、という朝だった。だましだまし、母を起こし、トイレへ誘導した。母は一晩中、まったく起き上がらずに眠っていたこともあり、身体が硬かった。動きも鈍く、やっと車椅子に移乗させた。着替えたりしていたら、お迎えの時間まであと5分、という時間になった。母はもう一度横になりたい様子だったが、もうすぐお迎えが来るから、と座ったままで待つよう話した。

時間通りにお迎えがあれば、、、あるいは母はあそこまで不穏にはならなかっただろうと思う。5分経過したところで、母をベッドに休ませるべきだった。しかし、もう時間だ、という気持ちがあり、なだめすかしては座ったままで待ってもらった。
15分過ぎたところで姉が事業所へ電話をした。待機のスタッフ曰く「いつもこの時間じゃないですか」
この時間、というのは通常よりも遅れての時間を指す。他の利用者の訪問との関連で遅くなっているのだ、ということらしい。以前、そういうことをお話してくれたスタッフ(Igさん)だった。姉が言う。「いえ、それが毎日まちまちの時間なんです」Igさんは驚いた様子だった。そして、送迎スタッフへ連絡・確認後、折り返しこちらに連絡する、と。

送迎のスタッフが到着したのは30分遅れてのことだった。声をかけると悪びれる様子もなく「おはようございます」
母がかなり不穏になっていたので、そのことを伝え、時間に遅れる場合には連絡していただければ・・とお願いした。彼女はわたしの目を見ず、「あの、今日は帰りもいつもの時間より少し早くなります、スタッフ会議があるので」と言った。「早く、というと何時ですか」「そんなに早くはないです、夕飯の後すぐくらい」
時間、を言って欲しかった。「少し早く」なんて曖昧な表現でなく。食い下がって訊くと、やっと答えてくれた。彼女自身、何時になるのかわからないのだろう。でも、そういうことで良いの?と思ってしまう。訪問看護をしていた自分としては、訪問時間、送迎時間の徹底は基本中の基本、5分の遅れでも連絡をするのが常であったから。

スタッフ会議と言われて、ふと思い出した、担当者会議(ケアカンファレンス、ケアミーティング)のこと。ケアマネさんにミーティングの予定を伺って欲しい、と伝えた。彼女は相変わらずわたしと視線を合わせようとしないまま「はい」とだけ答えていた。


心の中に重い塊がある。
もやもや、、、悶々、、、、ずっしり、、、、。


今日から姉が旅行へ出る。
姉のレスパイトのために来たので、姉には十分に羽を伸ばして欲しいと思っている。
同時に、少々の不安も残る。
が、しっかりしないと、だ。


無力さを感じる。










#介護日記 #日記

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すもも

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我が家の庭で。 我が家の庭で。 先週は大きいボゥル2つ分、今日... 先週は大きいボゥル2つ分、今日は大きいボゥル1つ分。 水洗いしてよーく水切りしたら冷... 水洗いしてよーく水切りしたら冷凍保存OKらしい♪ この写真は先週のもの。コンポー... この写真は先週のもの。コンポート初挑戦。すごく美味しく出来た。
6/22/2017




雨が上がったので収穫。
我が家のすもも
たぶんこれが最後の収穫かな。







#日記

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みさーり

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6/22/2017







島へ帰ってきて10日目。
雨予報が今は曇り、午後からはどうだろうか。


昨夕、思いがけず友人来訪。
いただきものだけど、と、プチトマトのお裾分けをしてくれた。

ちょうど「ふたり焼肉」の最中、肉も野菜もまだまだ残っていたところだった。友人に上がってもらい、一緒に食べようと誘った。いえいえ、と最初は断っていた彼女だったが、半ば強引だったかな・・・でも、美味しくいただいてくれた。

友人が来て間もなく、母帰宅。「やっちゅりな?」と、いつもの台詞に
「きゅうや、みさーり」
母の表情がパッと明るくなり、室内を覗き込む。友人が「こんばんは、お邪魔してます」と声をかける。
テーブルに誘導すると、母は姿勢を正し、「いらっしゃい、何もないところですが、どうぞよろしくお願いしますね」と。素晴らしい!「ささ、召し上がって」とまで言う。島っちゅはもてなすことを尊ぶ。母の中にそういうところがまだ残っているのが嬉しい。

食後、友人と唄アシビ。
姉のサンシンで友人が島唄を弾いてくれた。母の知っている曲もいくつか。母はとても嬉しそう。手拍子とともに口ずさんだり、拍手をして讃えたり。とても和やかな楽しい夜となった。

夜間、ぐっすり。
驚いたことに朝まで一度も起こされなかった。あ、5時頃から3回呼ばれたのだが、それはどうやら寝言だったらしい。わたしが行くとぐっすりと寝ていたから。

6時20分、母覚醒。わたしもちょうど起きたところ。
トイレへ誘導。夜中に一度も起きなかったせいか、身体がこわばっていて動きがやや鈍い。が、「よっこいしょ!」と、元気に掛け声をかけていた。

モーニングケアの後、お迎えが来るまでの間にすももジュースを出す。母、美味しそうに飲んでくれた。それからすもものコンポートも食べてもらった。
「くら、だぁーら」
と訊くので、うちの庭のすももだと伝えると、「たるがさるー」と、わたしがだよ、と自分を指差しながら言うと、母は驚いた顔でわたしを見るのだった。わたしのことを一体いくつだと思っているのか?
そう言えば、姉がまだ起きて来ない頃に何度か言っていた。「やーとわんとたーりな」姉もいることを伝えると「みさーりぼっけ!?」「あとのくゎんきゃはよー天井うーなんてぃ隠れな?」

母の中のわたしたちは今でもこどもなんかなぁ???

お迎えが遅れているようだったので、一度ベッドへ横になってもらった。
15分程遅れてIさん到着。すももジュースでシャツが汚れたので洋服を着替えさせたのだが、ピンクのシャツを着た母に「Jさん、赤が似合ってますねーかわいい」と声をかけてくださった。着せる時、母は「こんなはぁさん色」と躊躇っていたのだが、Iさんの言葉にはにかみながら「少しでも若く見せようと、こども達が気をまわしてるんですよ」と。これまた島口でなく標準語で。
母の機転の速さに感動する。

行ってらっしゃい!
母の1日が穏やかで嬉しい日となりますように。









#介護日記 #日記

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始業の祈り

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8/21/2017







昨夜は度々起こされた。
母は何やら不安が強かったのだろうか。9時頃にベッドへ誘導したのだが、11時に1度、12時から2時頃まで10〜15分置き、3時半にトイレへ誘導、その後も4時半、5時半。
蒸し暑かったのもあるかもしれない。トイレ誘導した際、かなり汗をかいていたので着替えさせた。あけがたの大雨で蒸し暑さが少し和らいだ。

6時40分、飛び起きて母に声をかけた。(わたし自身、眠れなかったので寝過ごしてしまったかと焦った!)
母、とても穏やか。トイレへ誘導、モーニングケア。

お迎えの時にも穏やかだった。ほっと安堵。
「待っとれよー」
と言いながらデイへ。「行ってらっしゃい!」


母の調子の維持はなかなか難しい。良いときもあるのだが(以前に比べれば格段に良い)、ささいなことで不安定になってしまう。

昨夜は、帰宅時には表情が硬かった。何かあったのだな、と推測。
帳面に排便があったことが記されていた。トイレで出来なかった様子。原因はこれか・・・と納得。
母は、失敗すると落ち込むのだ。
母には尿意も便意もあるので、間に合わなかったりすると、酷く落ち込む。周囲の人に迷惑をかけてしまったという気持ちと、自分で出来ないはがゆさと。そういうものを母はまだ持ち合わせている。
昨夜も、トイレへ誘導して排尿があった時、「出たよー」と嬉しそうだった。完全な失禁状態ではないことは、母にとっては大事な砦なのだと思う。

昨夜はベッドへ行くまでの間、唄を歌ったり昔話をしたりした。母は、昔の暮らしと今の暮らしを比較し、時代が変わった、と言っていた。思考が混沌としている時もあるが、昨夜はとてもクリアーだった。姉も一緒に3人で「とっちぶる」の唄を歌ったりもした。母に笑顔が多く見られ、楽しい夜だった。
そういえば、帰宅後に軽い食事(とっちぶるを煮たもの)を出したところ、手を合わせてお祈りを始めた。それはいわゆる「食前の祈り」ではなかったのだが、「聖霊来たり給え・・・」と始まり、案外長いお祈りをはっきりと唱えた。その間わたしも手を合わせて一緒に祈り(母の記憶の良さに驚きながら)、最後の「アーメン」だけをふたりで締めた。今、検索してみたところ、どうやら母が唱えていたのは「始業の祈り」だったようだ。

 ・・・

「始業の祈り」

聖霊来たり給え、信者の心に充ち給え。
主の愛熱の火を我らに燃えしめ給え。
主よ、聖霊を遣わし給え、しかしてよろずのものは造られん。
地の面は新たにならん。
祈願、聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、
同じく聖霊を持って我らに正しきことを悟らしめ、
その恩慰めによりて常に喜ぶを得しめたまえ。
われらの主キリストによりて願い奉る。
アーメン。

 ・・・


母は素晴らしい。
本当に素晴らしい。
母の信仰に胸を打たれる。

夜中に不安定だったことなど、なんてことない。
神さま、ありがとう。


今日、母がデイで穏やかでありますように。










#介護日記

ワオ!と言っているユーザー

梅雨再開

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6/20/2017






昨日、一昨日と、晴れが続いたのだが、今朝は雨、雨、雨、時にどしゃ降り。
今わたしのいるリビングから、窓の向こう我が家の庭越しに傘をさして歩いている人が見えた。こんな時間に歩いているということはお年寄りだ。でもどこへ行くんだろう、こんな雨降りに。

風もあり、ちょっとした台風みたいだ。窓を少し開けていて、そこから吹き込んでくる風がひんやりしている。昨夜の予報では熱中症警戒レベルだったが、気温も高くない。母の着替えを七分袖にして良かった〜と思う。


こんな日なので、母の介護誌ばかり記録していたが、久しぶりに普通の日記を書いてみよう。

島入りして1週間が過ぎた。
島は空梅雨だったらしい。が、わたしが来てからは雨続き。週末に初めて晴れたのだった。で、今日からまた雨。
先週、雨の合間に庭のすももを2度、収穫。大きいボゥル2つ分。ジャムにする予定。
姉のバレー大会(先週、火、水、木)3日連続で応援。結果、3位入賞で県大会への出場を決めた。
バレー部員らのためにと持ってきたお土産、大ヒット。子どもたちが喜んでくれて何よりだった。Old NavyのPatriotic American Flag T-shirtsで1枚あたり$5の安物だけどね。小さいチームで10人もいないと聞いていたが念のため12枚購入したのが良かった。新入生部員が増えてちょうど12名になったのだそう。色は白、黒、ネイビー、グレーの4色でサイズはMを3枚だけ、後はSにした(メンズサイズ)。レディースは形が好みじゃなかったのでメンズにしたのだが、それも良かった。ちょっと大きめだったところも気に入ってくれた。

週末、姉と買いものへ行ったり食事に行ったり。日曜日は元全日本女子バレー監督の柳本氏の講演に出かけた。柳本さんはとても気さくで、話が上手で、とにかく面白い人だった。内容も素晴らしかった。口外しないでください、ということだったので、詳しくは書かない(機会があれば、是非、彼の講演に行かれることをおすすめしたい)。


アマゾンでヘナカラートリートメントというのを購入。
母のこともあるし、普通のヘナカラーを施すのは難しいかな・・と思いながら探していた時に見つけたもの。これは通常のヘナとは違い簡便そうだったので思い切って購入。夏休みの間に試用し、もしも良かったら買い足して家に持って行こうかなーと思っている。
昨日は初めてのお試し。確かに簡単に出来る。しかも結構、良い仕上がり。時間もかからないので気に入った。とりあえず何度か試してみよう〜。


昨日、友人と島の南部へ。
来月、島でフラメンコのイベントをする彼女はそのPRに帰島していたらしい。彼女と一緒にそのポスター、チラシを持って出かけて行った。彼女の行動力にただただ感心。当日、わたしはそのイベントに行けないのが残念。


夜、娘より連絡あり。島へのチケットを購入したとのこと。週末の間に値段が上がっていた、と嘆いていた。だから早く買っちゃいなさい、と言ったのに〜。


姉は今日まで通常業務。明日からテスト期間で部活なし。週末は金曜日より小旅行。わたしと母の2人暮らしとなる予定。


*追記
今年は娘から譲り受けたお古のlaptop(MacPro)を持ってきた。どうしようか悩んだが、意を決して持ってきたのは良かった。こうして日記を書けるのもそのおかげ。









#日記

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祝・開通

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6/20/2017







昨夜、母の帰宅が遅れた。
誤差は仕方ない、と思うのだが、15分も経つと、連絡はして欲しいな、と思ってしまう。しょうがないのかなー。わたしが訪問看護をしていた頃は、時間の遅延に関しては事細かく連絡していた。患者さんのみならず家族はその訪問時間に合わせて暮らしておられるからだ。

小柄の若い女性スタッフ。「遅かったですねー心配しました」と声をかけたが「あ、すみません」と、軽いお返事。そんなモンなのかな。母、ドアの目の前にちょこんと座っていたまるせりーのに向かって「まるーあんたひとりね?」と話しかけていた。笑える。わたしが「お帰りなさい!」と正面に座ると、「やっちゅりな?」と。相手によって言葉を変えるってところが凄い!感心した。

食事の支度をしていたので、母にも少し(母はデイで夕食も済ませてはいるのだが)。
「これはぬぅよ」
「とっちぶる」
「とっちぶる?」
「うん。とっちぶる煮たの、どうぞ」
「いただきます!」
母は大きな声でそう言って箸を上手に使って食べ始めた。美味しいと感じているらしい、パクパクと食べている。ニラたまも出すと、それも食べ始めた。「ご飯も入れようか?」「んいぃ〜、ぬんくぇん、かましてぃんにー」
ご飯は小さく俵型のおにぎりにした。「やぁやムンかだんな?」「いや、わたしも今からいただきます。一緒に食べよう」「かむかむ〜」
姉がまだ帰宅していなかったのだが、わたしも母と一緒に食事をすることにした。いただきます、と手を合わせ、さぁ食べよう・・・という時
「あ、ちょっと、トイレ」

おおおおおおおお。
さきほど帳面をチェックしたところ、日中の排便が「なし」になっていたので、がっくりとしていたところだった。よしよし。今の食事のおかげで腸が動いたんだな。「はい!」急いでトイレへ誘導。

祝・開通〜

感謝感謝。

大仕事に疲れたのか、横になりたいと言うので、そのままベッドへ誘導。
食事はすっかり冷めてしまったが、安堵の気持ちで食事に戻った。そんな時に姉が帰宅。「あれー母ちゃんもう眠ってるのー」
ははははは。姉、大仕事を見逃しました。話すと「うわーご苦労さん」と大笑い。


昨夜は何度か起こされた。半分寝ている状態で「おーい、おーい」と声をかけられ、その都度対応。なにやら不穏。まだお腹が動いているのかもそれない。が、とてもトイレへ行けそうな状態ではなく、時間を伝え、また眠るの繰り返し。そうそう(母語録に追記しておいたが)、不穏な母を安心させようと「心配せんで」と声をかけたら、「口先女」と返された。口先だけ、の意味だろう。すげー!さすが母。でけムン!!思わず吹き出しそうになったが、こらえた。ここで笑うと尚、悪い。

今朝5時半、姉が母と話している声で目覚めた。あ、起きれなかった、、、と思いつつ、姉に任せる。6時起床。母はぐっすりと寝ている。
前日の朝のお迎えがかなり遅かったので、時間まで休んでもらうこととした。10分前、さて母を起こそうかな・・という時にIさん到着。あちゃー!

母に声をかけるとすんなりと覚醒。も、身体の方はふにゃふにゃ。Iさんに手伝ってもらって車椅子へ移乗。「すみませんね」と、母。穏やか。
「朝ばんもまだじゃが、どうーがしよ」「大丈夫よ、朝ごはんはもうあちらで準備してくれてるからね」その後、「荷物は持たせたのか」とも聞かれ、「大丈夫、全部準備してあるからね」と伝え、お見送り。

あいにくの雨の中、車へ乗るまでの少しの間のためにカッパをかぶせられ、母は出かけて行った。穏やかな表情であったが、出かける母を見送る時はなぜか切ない気持ちになる。










#介護日記

ワオ!と言っているユーザー

待ち時間

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6/19/2017






土曜日、母の受診日。
前の晩は1時間毎に起こされ、母は非常に不安定だった。

母が肺炎で入院したのが年末。その後、リハビリを経て一時退院し、認知症専門医を受診し、認知症病棟に入院、そこで初めてアルツハイマー型認知症と診断された。3月末に退院、在宅へと切り替え、同時にそれまで通っていた小規模多機能型のデイ利用を再開している。(余談だが、受診日なので、とデイのスタッフへは前日でお迎えなしということをお伝えしていたのだが、連絡が取れていなかったらしい。いつもの時間より20分近く遅れてスタッフが到着。わたしが驚いて受診日だからお迎えなしだと伝えたのだが、と話すと、その方は恐縮そうに帰って行った。忙しいのはわかるが、初歩的なミスだよなぁ、、、と、ちょっと呆れてしまった。姉によると以前もそういうことがあった、と。やれやれ。)


認知症専門医からの内服薬調整で、夜間不眠の続いた母がようやく眠ってくれるようになった。それに伴い、食事も摂ってくれるように。食べることを忘れてしまったのかと思うほど、拒食が続いたのだが、今は食欲旺盛で困るほどだ。
専門医より近所の総合病院の内科医に引き継いでもらい、現在、内服薬はその内科医により処方されている。土曜日はその処方を受けるための診察であった。

日本は国民全員保険であり、誰もが気軽に受診できる。医療保険のない人なんて考えられない。また、高齢者や高額医療を受ける患者さんへの補助もある。それは素晴らしいことだと思う。が、だからこそ?なのかな?9時半の予約なのに、待合室はわらわらと患者さまやその家族でごった返し、結局、母が呼ばれたのは11時半であった。その間、母は車椅子。何度か座り直しを行うのだが、本当にこれは苦痛極まりない。これは今に始まったことではなく、これまでも他の病院、クリニック、個人医、どこへ行っても同じだった。アメリカでは考えられないことだ。もちろんERは別だが。

そういうわけで診察まで2時間以上も待たされ、やっと会えた担当医だった。が、診察をしない。体に触れることもない。母に優しく挨拶はしてくれた。が、その後はわたしたち家族に「お変わりないですかー」それだけであった。しかも、「薬はあちらでもらっているんですよね」と。愕然とした。オイオイ、担当医はあなたになったんでしょう、カルテには記載されていないのか!?
「それでは同じお薬を処方しましょう。2ヶ月分にしますか、1ヶ月分にしますか」
わたしはこんな診察であれば2ヶ月先で良い、と思った。が、姉は「1ヶ月に1度は診察していただきたいです」と言う。メイン介護者は姉なので、とりあえずは1ヶ月分とお願いした。だが、診察室を出て、姉にわたしの気持ちを話した。「定期処方だけなら2ヶ月分で良いでしょう、変化があればその時に予約すれば良いだけのこと。来月もまた2時間待ちをさせるの?そんな価値ないでしょ、あの診察じゃ!」
姉は、それはそうだ、と思い直したらしい。慌てて診察室へ戻り、担当医に2ヶ月分の薬をとお願いし、次の予約も2ヶ月後にしてもらった。日本の病院ってどこもそうなのか、或いは離島の医療のレベルの低さか。アメリカの医療体制もいかがなものかとは思うが、母の受診ではいつも嘆かわしい気持ちになってしまう。

長くなった。そういうわけで、土曜日、母は遅れてデイへ。かなりハードな1日だったせいか、母はその晩、倒れるようにベッドへ、その後、泥のように眠った。


日曜日。
いつものように朝、起こすと目をつむったまま返事をしない。動きもしない。少し時間を置いてまた起こすと、今度は「どこにも行かない」の一点張り。トイレへ行こう、と言っても聞かず。あらららら、機嫌悪。
姉と交替。姉が声をかける。同じく拒否。
お迎えの時間が迫ってきて、こちらも焦る。しかし母は思いっきりストライキ。

Igさんお迎え。
母の様子を伝えると、中へ入ってこられ、母に優しく話しかけられた。しかしながらこの日の母は手強かった。まったく動かない。「行きません」「動けません」手をかけようとすると「触るな!」
Igさんより、無理強いは良くない、とお話があり(それはもちろん良く知っている)、特別に1時間
半ほど後にまた寄ってみるとのこと。感謝、感謝である。

母、8時15分頃か、むくむくとベッドで動きがみられた。すかさず「おはよう、そろそろ起きようか」と声をかける。すると母、目を開けて「そうね。よろしく」と。あらららら。恐るべし認知障害。
しかし、やはりどことなく機嫌が悪い。これは多分、排泄がうまく行ってないせいだろうと予測。トイレへ誘導したが、その気配なし。
お迎えが来るまでの間、モーニングケア、そして朝食。
いつものとおりにしていることも、どこか気にくわない母。2階より下りてきて声をかける姉に「あおおに!かん、きしんに!」
姉、わたしからのお土産のシカゴカブス優勝記念の青いTシャツを着ていた。青鬼、だって。笑いをこらえる。こんな時に笑おうものなら、母は尚、怒るのだ。

Igさん、約束の時間より少し遅れて到着。母、待ちくたびれて、またまた機嫌が悪い。よろしくお願いします、と頭を下げながらお見送り。


昨夜、母、いつもの時間より10分ほど遅れて帰宅。送迎のkさん、「夕の薬が入っていなかったそうで、のませてないそうです」
「入れましたけど」と、わたし。kさんは「入ってなかったそうです」と。姉、「夕のお薬はピンクと白の・・・入れ忘れちゃったかな?」と、わたしを見る。いやそんなことはない。元看護師ですからね、わたし。そんなミスがある筈がない。「ちょっと確認しますね」と、kさん。わたしの様子を見て、渋々、という感じだ。すると。。。なーんと、入っているではないの。しかも、昼のお薬もそのまま!
「夕だけじゃなく、お昼ものませてないようですね」わたしがそう言うと「あっ、本当だ、、、言っておきます。。。」とkさん。わかってます。kさん、あなたは夕方からの勤務なので、関係ないです。わかっています。心の中で思う。

母、機嫌悪し。帳面を見ると、本日も排便なし。しかもお昼の薬(排泄コントロールの薬)は服用していない。あー困った。軽い食事を準備し、夕の薬に排便を促す薬を増量しておく。薬をのませるのも一苦労なほど、母は機嫌が悪かった。いつもならなんてことなくのんでくれるのだが。。。いろんな手違いで生活のリズムが狂うと、母は途端に調子が悪くなる。
無理強いせず、母が自分で服用するよう準備。すると時間はかかったが、ちゃんと服用してくれた。
眠そうにしていたのでベッドへ誘導。これも何度か挑戦しやっと。眠そうにうとうとしているにも関わらず「眠りません」と言うので。困った困った。

11時、母に起こされる。既に布団をはがして起き上がろうとしている。「トイレ」と言うので、誘導。もしかしたら・・・という期待もあり。が、不発。
その後、朝までぐっすり。


今朝、6時半に声をかけると速やかに覚醒。トイレへ誘導。着替え。
その後、モーニングケア。お迎えまでの間、軽い朝食をあげる(朝食はデイで食べることになっている)。
いつもの時間より10分以上経過してもお迎えなし。姉が電話をかけて確認。「別の利用者さんの訪問の後になるので遅れているのかも・・・」という返事。今はわたしがいるので時間が遅れるのは構わないのだが(姉は仕事へ行く時間をとうに過ぎている)、遅れるなら遅れるという連絡がないと、母には負担である。

いつもの時間より30分ほど遅れてお迎えのスタッフが到着。またまたIgさんであった。スタッフが不足しているのだろう。Igさん、恐縮しつつ謝られる。連絡さえしていただければ母を一旦、横にさせて待つことも出来るので・・・と話す。姉によると。わたしが滞在するこの2ヶ月はお迎えを1時間ほど遅らせて欲しい、と依頼したが、スケジュールの関係上それは難しいと断られたのだそうだ。時間の誤差はしょうがない。しかし、連絡はしてくれないと困る。これでは母の負担が強すぎる。厄介な利用者さんだと思われているだろうが、わたしたちにとっては大事な母だ。そして、それだけの金額を毎月、支払っているのだ。

内服薬を入れたので今日は忘れずに・・と伝えると、昨日の投薬ミス(抜け)は知らされていなかったらしい。むぅ。。。。

母、「待っててくれよ、すぃてぃてぃくんなよー」と言って出かけて行った。切ない。。。。








#介護日記

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母語録

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6/18/2017







わかとぅんよ

あおおに、かん、きしんに

たるんちゅり、通らんが




すぐにメモしないと忘れるモンだわー



*追記
にへら顔しち ぬぅーよ

*追記(6/19)
まるー あんたひとりね

*追記(6/20) 
口先女

*追記(6/21)
うなぐぬ はぎっちば かーし あぎてぃ 時代の変わてぃ
昔や くゎんきゃぬ ゆうばんしち はたらきゅん うやじ ゆうばんぬ準備しもたっとー ち ゆびが いじゃある
なまや うやぬ ゆうばん準備しち くゎんきゃぬ ゆうばんじゃがうら っち 世の中 ひっくりかえってやー
うがしゅん 暮らし あた

*追記(6/27)
ミソば カメち うつさんば

*追記(6/30)
ウヤバ ハゴハゴ シチ ヌッチュン カイ
ウバ ユムタ ボォリ ユウナ

*追記(7/1)
アオゾラ ッチ テント ナンティ ワンバ スィティヨ ッチナ
ヤンキャ イノリ ダガ シランダロ トナエララン ダロガ トナエテミ シチュランダロガ


*追記(7/4)
一番さーは たるよ
ただしんたむだか いしょ道具っか つぃかわしよー


*追記(7/10)
あん むじゃらむじゃら しゅんや ぬぅよ
(姉作のごぼうとコーンのかき揚げを見ての一言)

*追記(7/17)
セェボーリコラティ ユラユラユラユラ シチ ヌゥヨ
ナンドガ ワンバ ミオクリド ナンガ ウガシアタレバ ワンヤ シナランド
ワンバ ミオクルンガ ナンヌ セキニンド
ワカトゥンナ!


*追記(7/25)
みこんじ やしなわってぃ みしょり元気!
おわりゅん日ば 楽しみっくゎにしんかなよー
・・・終わる、ではなく、会える、という意味らしい、と、姉3と笑いあった

日付は逸したが・・・母の寝言?いくつか思い出したのを記しておく。
・キュウノツユコ ッチ タズネテイケバ・・
・ワン バンナ? チギヤ ワン バン アナンナ?

*追記(7/26)
トゥクバリタインバン インガン クヮンキャ マタンバ チ ウムティ

お客さんが来たら お茶っくゎ 出してね よろしくね(標準語!で寝言)








#介護日記

ワオ!と言っているユーザー

最期の祈り!?

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6/16/2017








昨夕、19時35分に母帰宅。
確か昨夏にもお会いした男性スタッフ。物腰の柔らかい話し方でとても感じが良い。姉に名前を確認。彼はIgさんというらしい。
帰宅時に姉がいたおかげか、母はやや混乱している感じはあったが落ち着いている。相変わらずスタッフさんには「すみませんね、いつも違った家に送っていただいて」と言ってたけれど。

姉がいただいてきた島バナナとシフォンケーキ、お茶を母へ出す。
バナナとケーキは小さめに切ってフォークを添えて。
母、美味しそうに食す。去年の夏はまったく食べなくなって心配したのだが、食欲は素晴らしい。本当に嬉しいことだ。
しばらく座ったままTVを鑑賞。その後、母が「あぐまっさ」と。

母、8時半前にベッドへ。

その後、姉も目をトロトロとさせ、「ごめん、わたしももう寝る。昨夜、寝てないから」と。
そう言えばわたしもなんだかもう眠い。
ということで、全員、それぞれベッドへ。(はっや!!)


1時15分、母に呼ばれる。
寝ぼけたまま母のベッドへ行くと、姉1の名前を呼んでいる。mだよ、とわたしの名前を言うと、aが熱を出して、、、と言う。どうやら夢を見たようだ。
聞くと、a(姉1)が熱を出して苦しんでいる、病院へ連れていった方が良いのではないか、病気の再発ではなかろうか、神父さまを呼んで最期のお祈りをしてもらった方が良いか、、などなど。
姉ちゃん、元気に生きてるよ!と思いつつ、母ちゃんそれは夢だよ、怖い夢を見たんだね、と話す。そして時間を伝え、明日にでも電話しようね、と言うと、母は安心してまた眠った。ちょっと驚いた。母が覚醒している時間では、姉1、3、わたしは混在していて、メイン介護者である姉2だけが明白な存在として認識しているのだ。時に名前すら口に出てこないこともある。それが、夢の中で、姉1の心配をしていた。最期の・・・というのはなんだが、それでも姉1のことがちょっと羨ましく思えた。母が母として娘のことを心配している、ということ。


今朝、6時に母覚醒。トイレへ誘導。動きは悪くない。脚の力もまぁまぁあるし、ベッドー車椅子ートイレの移動も自力で出来る。ありがたいことだ。
その後、再びベッドへ。

6時45分、声かけて母を起こす。
「動かれん」

はら???機嫌悪い!!?

気にせず(気にしている風を見せず)普段どおりに車椅子へ誘導。母、抵抗することはないが嫌がっていた。むむむー。
テーブルへ誘導しモーニングケア。
「どこへ行くの」
「デイだよ。いつも行ってるところ。もうすぐお迎えが来るからね。準備しとこう」
「あんたはどこ行くの」
「わたしは家にいるよ。洗濯して掃除して待ってるね」

7時スタッフさん着。母の様子に気づき、中まで入ってこられて母に挨拶。母は「行かんち!」とやや声を荒げていたが(申し訳ない、、、)慣れたものなのだろう、意に介せず「行きましょうね〜」と言って連れ出してくれた。

硬い表情で出かける母に「行ってらっしゃい」と声をかける。

毎朝のことなのだが、何がどうなっているのか理解できない母にとっては苦痛の時間なのだろうなぁ。。。辛い辛い。辛いけど、、、行ってらっしゃい!










#介護日記

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