腹話術師フレッド・メイハー(Fred Maher)
1944年にアメリカミシガン州のスタジオから世界中に向けて、腹話術の通信教育を始めた最初の人。
彼は腹話術師として又教師として過ごし、それまで培ってきた人生大半の知識すべてを良心的に書き留めて、腹話術の自宅学習コースを始めました。
これによって、世界中の人々が自分の家で正しい方法で腹話術を実際に学ぶことができたのです。現在米国だ活躍しているプロ腹話術師のほとんどが卒業生です。
メイハー氏のコースは、彼の事務所の謄写版で印刷されましたが、腹話術学について出版された完璧な教材となりました。
フレッドの妻のマデリーンはメイハーが死んだ後も通信コースを続けました。
その後クリントン・アンド・アデーリア・デットウェイラーが引き継いで運営されていました。
そして昨年彼らが引退した後は Tim & Amanda Coowles
が現在メイハー・スタジオを引き継いでいます。
アメリカ最大の腹話術組織NAAV(北米腹話術師協会)というのがあります。
腹話術の通信教育を50年以上にわたって実施し、世界各国にその卒業生がいます。
うちのかみさんやメンバーの中にも終了証をいただいている者たちがいます。
先日紹介した、マーク・ウェイド氏やジュディ・ブッシさんなど、プロの世界で活躍されている腹話術師のほとんどは、ここの卒業生です。
その北米腹話術師協会の代表を、長年努めてこられたクリントン・デッドウェラー氏が昨年引退されました。素敵な奥様といつも仲睦まじくされていらっしゃいます。
私もシカゴのI-Festで、昨年のショーを見てもらえたことは大変光栄でした。
アメリカ、ケンタッキー州で開催される腹話術コンベンション。30周年を過ぎて参加者も500人を超えるようになってきた。
その主催者 Mark Wade 氏は超多忙なスケジュール(年間400ステージ以上の公演を実施)の合間を縫って、腹話術の国際コンベンションを主催している。
明るく、元気なアメリカンボーイがそのまま大人になったような人である。
夕べでよかった!
この雪の中を夜遅く出てゆかなくよかったです。
「何が?」って?
実は前回ご紹介した、新人監督の初作品のロードショー“すみれ人形”が、1月26日から始まっています。
そして、2月2日夜10時3分から実際に使用した人形を使って『上演後に腹話術を披露してほしい』との要望を受けていました。
このようなボランティアはこれまでやったことがありませんでした。そこで、初体験のつもりで、また新人監督への激励のためにも引き受けておりました。
十年ぶり位の渋谷の夜!なんと若者たちの多いこと!(40年前は自分も演劇青年として、このあたりを徘徊しておったのですが、、、)
慣れていない人形でのパフォーマンスにも関わらず、楽しんでいただいたようで、
それにしても今夜でなくてよかった!
この二人をご存じですか?
ラムチョップ人形と共に世界中の子供たちに愛されていたShari Lewis さんと、その人形をデザインしMaster Puppeteerとして、シャリーさんと20年間働いていた Pat Brymer さんです。
アメリカのテレビ番組「プレイアロング」等で
エミー賞を何回も受賞した名コンビでした。
しかし、1998年の8月にシャリーさんは亡くなりました。
私は生前のご本人に会うチャンスはありませんでしたが、一人娘のMalloryさんとはラスベガスのフェスティバルに出席したとき、何回かお会いしました。
そしてついに、昨年11月のJVA主催の世界腹話術の祭典に特別ゲストとして招くことができました。
日本のファンたちも大変喜んでくれました。
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