
ルイス・V・ガースナー (著), 山岡 洋一 (翻訳), 高遠 裕子 (翻訳)
購入したのは2013年6月、
もう10年前になります。分厚い本で、読むのをためらっていました。今になって読みましたが、思いのほか面白かったです。翻訳者の力量にもよるかも知れませんが、これは原書も面白いそうです。
別業種からやって来た著者が、未経験のIT業界の大企業を率いていく物語です。大きく三章に分かれているかと思うのですが、最初の章が、時代背景や社会、会社の雰囲気を感じられて良かったです。第二章は戦略に関する話のようで、ちょっと小難しくてどうでも良かったです。10年ほど勤められ、割とあっさりと物語は終わります。