<サル痘>
7月
5日
アフリカの一部の国で流行しているが(天然痘)に類似しているが症状は軽いそうだ。
ヒトからヒトへの感染はまれではあるが、飛沫による感染、あるいは体液、患者の体液や飛沫で汚染された衣類・寝具などとの接触による感染がありうる。潜伏期間は7~21日(大部分は10~14日)である。発熱、不快感、頭痛、背部痛、発疹など、痘そうとよく似た症状がみられるが、局所リンパ節の腫脹がある。致死率は低い。
小生の知識では(ジェンナー)のワクチン開発以降の長期間の、研究・治療を経て(天然痘)は無くなったと記憶していた。
分類表(1)を確認したら天然痘は無い・(痘そう)の別名とは知らなかった。
戦後間もない時期に(痘そう)が流行して・完治後に顔全体に(あざ)だらけの人を数人見ている。子供心から(痘そう)は、恐ろしい病気だと考えていた。
(1類は)◎エボラ出血~◎クリミア・コンゴ出血熱~◎痘そう~◎南米出血熱~◎ペスト~◎マールブルグ病
(ワクチンについて)
天然痘のワクチンである痘そうワクチンがサル痘予防にも有効であるが、日本では1976年以降、痘そうワクチンの接種は行われていない。
サル痘ウイルス曝露後4日以内に痘そうワクチンを接種すると感染予防効果が、曝露後4-14日で接種した場合は重症化予防効果があるとされている。.