<なぜ詐欺にひっかかるの>
4月
25日
書籍名~ <Q&A 詐欺・悪徳商法 相談対応ハンドブック >
著者~ 村 千鶴子 さん~ 弁護士、東京経済大学現代法学部教授、
発行所~ ぎょうせい
■ 消費生活相談の基礎知識や相談対応のための基本的なポイントを<Q&A形式>でわかりやすく解説されている。
■ 契約トラブルの相談を受ける上で必要な、基礎的な法律の知識や概要も解説されて・・内容の理解を助けるため、根拠となる条文もQ&Aごとに掲載・・
■ 具体例について<高齢者に多い被害~若者に多い被害~インターネットに関する被害>を詳しく掲載・・
それぞれのケースにおける対応方法はもちろん、ひっかかってしまった場合の救済t対策まで、関係条文を交えて解説・・
訪問販売や電話勧誘販売、エステ、英会話学校などの売買契約に関するトラブルや、利用した覚えのないアダルトサイトからの架空請求、銀行などの偽サイトに誘導して暗証番号を盗み出すフィッシング詐欺など、消費者トラブルは至るところに存在しています。
消費生活センターは・・このトラブルはどこに相談すればいいのかわからない・・という場合の相談先としてうってつけです。
例えば、法律問題が絡み合う複雑な相談内容の場合でも、弁護士会などの適切な相談機関を紹介してくれますし、センターによっては弁護士をアドバイザーとして置いている場合もあります。
相談は原則無料ですが、事前の予約が必要な場合もあります。
<特に気になった点は・・>
* 契約相手は誰か?・・契約相手が分からないトラブル・・
読んでいてびっくりした・・小生が50年余り所 属する<不動産業界>では、原則として契約相手が不明な取引は存在しない。
● 時どき喫茶店で一緒になったことをきっかけに知り合った人にお金を貸したが返してもらえない・・最近は喫茶店に来なくなった。
● 昨日、訪問買い取り業者が自宅に訪問して来て、いやいやながら宝飾品を何点か見せたところ、強引にわずかなお金を置いて買い取っていった。
納得がいかないので。。昨日うちに来た事業者はどこのなんという事業者か教えてほしい。
● 電話で勧誘されて投資の話を勧められて契約し、指定された個人名義の口座にお金を振り込んだ。
約束の利息の支払いが滞たので電話したが通じなくなっていた。
いくら無知とはいえ・・騙される方も悪いのではないだろうか・・
何処の<馬の骨>だか分からぬものを自宅に引き入れたり・・詳細も分からず欲を出して・・
昔から<不労所得>には、気をつけろ・労働の対価として稼ぎなさい・いつの時代でも通用するルールです。
お気の毒だが<高い授業料>を、払ったと思い諦めるのが正解です。
被害者の方の情報は<悪徳業者仲間>に周知されるので<二次被害>の餌食になります。