<遅かりし・NO6・緑内障>
5月
18日
慎重に今後の治療するために多くのHPを見て<順守事項>をまとめてみました。
<緑内障>は、厚生労働省研究班の調査によると、我が国における失明原因の第1位を占めており、日本の社会において大きな問題として考えられています。
最近の日本緑内障学会の調査では、40歳以上の日本人における緑内障有病率は、5%であることが分かりました。
つまり40歳以上の日本人には、20人に1人の割合で緑内障の患者がいるということになります。
治療方法としては<薬物・・ レーザー治療・・ 手術>があります。
* <薬物療法>
多くの緑内障では、薬物療法が治療の基本となります。
緑内障治療薬だけで現在10種類以上あります。
一種類の目薬だけで効果が少ないと判断された場合は、複数の目薬を組み合わせて処方されます。
点眼は1回に1滴、複数のときは5分以上空けてさすことが、なるべく副作用を少なくして、確実に効果を得る点眼方法です。
また、眼圧を下げる飲み薬もありますが、全身の副作用が強く出ることがあり、内服できない場合もあります。
目薬は病状を維持するためのもので・・長期的に根気よく続けていくことが重要です。
* <レーザー治療>
レーザー治療には主に二つの方法があります。
一つは、虹彩(いわゆる茶目)に孔を開けて、眼内の房水の流れを変えるというもの
二つ目は、線維柱帯に照射することで房水の排出を促進するためのレーザー治療です。
* <手 術>
薬物療法やレーザー治療が功を奏さなかった場合に行われる治療です。
大房水を眼外に染み出すように細工をする手術と、線維柱帯を切開して房水の排出
をたやすくしてやる手術の二つがあります。