<迷宮の花街 渋谷円山町>」 著 者~ 本橋 信宏(もとはし のぶひろ)さん 私は、昭和37年頃・・渋谷から玉電(路面電車)で、上馬の営業所まで通勤していた。 当時の円山町は、三業地で芸者衆たちが歩いていたが・・ 私たち庶民は<黒塀の料亭>には縁がなく・・ もっぱら <逆さクラゲの連れ込み旅館>を利用していた。 今風の洒落た<ラブホテル>とは、異なり・・薄暗く~狭く~隣の嬌声も筒抜けだった。 本橋さんの巧みな筆回しで昭和初期から今日までのうつりかわり が書かれている。 <花街>で、賑わった円山町が。時代の変化で<料亭>も数件に減り・・ 現在は芸者さんは、わずか4名・・ 長いことご無沙汰なのであまりの変わりようにびっくりした。 私も時々近くの <PL診療所に検査>で行きますが・・車なのでまったく気が付かなった。 年中TV等で・・渋谷のスクランブル交差点~ギャルの集団・・駅周辺のビル~デパートの建て替え・・報道されているが たまには歩いてみないと<浦島太郎>になりそうだ・・