サックスの匠に 合 掌
1月
16日
家で倒れたそうです。
まだ73歳ですから、早すぎるお別れです。
石森のおやじさんとは34年ほど前からお世話になっていました。
初めて自分のサックスを手に入れたのは、自宅でお店をやっていたころで、フランスセルマーのマーク6を購入し、何年かしてからおやじさんにゴールドプレートのマーク6があると言われて購入し、ソプラノ、フルート、クラリネット、マウスピースやリード、リガチャなど備品もお世話になっています。
もちろん今や世界的に有名になった石森管楽器でのメンテナンスやオリジナル商品やリードもお世話になっています。
4年ほど前にCPCCを始るときも、次男の店長に相談して、地下ホールを借りて活動しているのでそれからは毎月おじゃましています。
石森管楽器というと、まだ若造だった頃は、とても敷居が高かったです。
実家の時には、店先で立って楽器を吹いて選んだり、メンテ後の楽器を確認したりしましたが、緊張して吹いていましたね。
店に入ると、右側に修理する職人さんのスペースがあって、左側に小上がりの四畳半があり待ち時間にその場所に上がらせてもらって、お茶を出していただくまでに何年もかかりました。
顔なじみになって、四畳半に上がったときは、嬉しかったのを覚えています。
最後におやじさんと話したのは、ウッドストンビル3階の階段の踊り場で煙草を吸っているおやじさんと、健康の話や車の話をしたのが最後です。
独特のテンポと言い回しは昔から変わらない喋り方です。
新大久保の全龍寺で
お通夜 1月18日 18時〜
告別式 19日 11時〜
との連絡なのでお別れに行こうと思います。
サックスの匠に 合 掌
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