素晴らしい11時間 と 大好きな方の訃報・・・
3月
1日
18時過ぎに待ち合わせして、19時前から夜景のとても綺麗な46階のレストランで、ピアノの音も全く耳に入らないくらい、楽しい会話の時間を過ごしました。
シャンパンで乾杯し、白ワイン、最後は美味しかったシャンパンをまた飲んで、気がついたらお客さんは我々だけになり、テーブルを片付けていました・・・
あっと言う間の4時間です。
電車に乗りましたが、まだ話したりないので、下車してバーに入り、朝の5時過ぎまで話していました。
結局11時間も話していましたが、10分くらいしか経っていないような感じです。
なんか、今までに経験したことのない、とても不思議で素晴らしい11時間です。
その方と話していると、どんどん会話が弾んで、清水が滾々と湧く泉のように会話が続き、いつまでも話していたくなります。
お酒もビール、チンザノドライ、クワントローなどいろいろ飲んでいましたが、眠くもならずに話していました。
家に着いたのは、すっかり明るくなった朝の8時前ですが、下車駅で何とか降りて帰ってきました。
実は、話している途中で涙が出たメールが入っていきました。
私の大好きな、ザ・テナーマン 高橋達也さんの訃報です・・・
夜中の2時過ぎにトイレに行ったときにメールチェックをしたら、新潟に戻られたバンドの先輩から訃報メールが入っていました。
その先輩も、日本のジャズテナーの大御所 故 松本英彦さんの奥様から連絡を受けたそうです。
着信時間は23:59
家に帰って新聞を見たら、29日13:05すい臓ガンで76歳の短い人生に幕を閉じ、旅立たれたと掲載されていました。
高橋達也さんは、何度か一緒のステージで演奏をしているし、私のようなアマチュアミュージシャンでも、いろいろとフランクにお話をしていただきました。
昨年の七夕コンサートでは、高橋さんからご指名でスペシャルバンドに参加させていただいたこともあります。
高橋さんは、年を重ねるごとに円熟のテナーを吹いていて、私がライブで最後に聴いたスターダストは、心揺さぶられる素晴らしいジャズでした。
ザ・テナーマン 高橋達也さんの素晴らしい演奏は、一生忘れないでしょう
合掌・・・