5月5日タイのチェンライでM6.3の地震 友人の安否は?
5月
7日
米地質調査所によると、地震の規模はM6、震源の深さは7・4キロ。
タイのテレビ報道によると、この地震で、道路が亀裂が走ったり、家屋にひびが入るなどの被害が出た。チェンライ空港では天井の一部が崩落した。』
という報道があり、ちょうどこちらでも朝方5時18分頃に震度5弱、M6.2の地震があったので、昨日チェンライの友達にフェースブックを使って連絡をしてみました。
Chezmoi というゲストハウスをやっている Nut さんは、ちょうど車を運転中でビックリしたそうですが、自身もゲストハウスも大丈夫だったそうで一安心です。
もう一人の友人 Aor さんは、ちょうど札幌にツアーガイドとして来ていて、母親の実家のキッチンの天井が落ちた写真を送ってくれて、家の心配をしていました。
家族にけが人がいなかったのが幸いです。
タイの建物を建てている現場をよく見かけますが、竹の足場を組んで、適当にコンクリートを流した細い支柱に床を張っているので、地震が来たら弱いだろうな~ とはいつも思っていました。
2008年以前には耐震基準がなく、基準ができても高さ15m以上の建物に適用されるもののようなので、それ以下の建物には適用されていないということになりますね。
タイは地震が少ない国ですが、活断層が13あるそうです。
過去には、1544年に大地震で崩壊したチェンマイの旧市街地にあるチェディ・ルアン寺の仏塔や、1434年にチェンライで発生した地震で倒壊したプラケーオ・チェンラーイ寺院の仏塔の中から、現在バンコクの王宮寺院に祀られている翡翠の仏像(聖なるエメラルド仏)が発見されたことからも、時々大きな地震があるようです。
活断層が2000もある日本とは、地震の発生頻度は比較になりませんが、大きな地震が来た時の被害は、タイの方が大きくなるでしょうね。
タイに行く機会が多いものとしては、建築基準を厳しくして欲しいものです。
(写真はhttp://ameblo.jp/bangkokoyaji/entry-11842460093.htmlより)