10月
27日,
2018年
ロサンゼルス:映画「哲人王 ~李登輝対話篇~」
『哲人王~李登輝対話篇~』は台湾の元総統であり、台湾民主化の父・李登輝氏の人生と精神の軌跡を追うドキュメンタリー映画です。日本人から見た元総統の人生を立体的に表すためドラマ、アニメーション、オイルアニメーション、CGを駆使した、ジャンルを超越した作品です。
物語は李登輝元総統の意識と日本人女子大生まりあ(桃果)が対話するドラマを軸として展開。まりあに対して自身の少年時代から出征、学者としての米国留学から政治家に転身して総統になるまでの心の変遷を綴ります。
その中で、日本統治時代に受けた高度な教育や、日本兵として戦った大戦、その後の台湾における白色テロなどの恐怖政治、そしてその間考えていた哲学的な問題や信仰についても語ります。
まりあが李登輝との心の対話を通して、それまでは知らなかった「日本とは何か」「日本人らしさとは何か」について発見していく過程は、日本人として興味深いものがあります。
日時:11月9(金)~15日(木)
劇場:Laemmle Theatres, Music Hall Theatre in Beverly Hills, CA
(アカデミー賞規格によるアメリカ公開です。)
映画「哲人王 ~李登輝対話篇~」