『李王家の縁談』
3月
17日
読みたいと思う本がなかなか見つからない中、
ネットで紹介されていたので予約して図書館で借りました。
◇内容◇
いつの時代も、高貴な方々の結婚問題はむずかしい――
梨本宮伊都子妃(鍋島家の姫)は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。
梨本宮伊都子妃(鍋島家の姫)は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。
なかなか身分の釣り合う婿が見つからないのだ……。
方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、
方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、
一刻も早く、良縁を見つけてやらなければならない。
聡明で率直、そして行動力に溢れた伊都子妃は、誰も思いつかなかった方法で、
娘の方子女王を〈皇太子妃〉にする道を見つけ出すが……。
そのために乗り越えなければならない課題は、伊都子妃の想像を越えるものだった。
梨本宮伊都子妃の日記がなければ、描けなかった作品らしい。
先日読んだ令和の『最高のウエディングケーキ』とは、相反する
明治・大正・昭和の物語です。
いつの時代も庶民の結婚でさえ難しいと思います。
姪や息子たちは、結婚する予定はなく、この家は断絶になりそうです。
それも運命なのでしょう。
【本】