連絡会
12月
2日
昨日は介護福祉士として参画している認知症初期支援チームの検討委員会でした。
1年に1度開かれている連絡会ですが、有識者の方に参加していただき、1年間の実績等の報告を行います。
私はまだチーム員になって2年と経験は浅いですが、介護の専門職として参加しております。
そもそも認知症初期集中支援チームって何って感じですよね。
一応、日本の全市町村に必ず1つは設置しないといけない義務があるんですよ〜
人口が少ないところは行政に設置されていたり、大きな病院に設置されているかもです。
このチームの大きな目的は
在宅生活を送っている高齢者の方が認知機能の低下などで支援が必要になってきたけど、医療、介護に結びついていない人に対して専門職なチームで介入し、ご家族の相談、本人の困りごとなどから支援方法を一緒に考え、サポートすることです。
ただもともと医療、介護に結びついていないということは、本人が望んでいないケースが多く
自分は大丈夫と思っている状態です。
つまり、病識がないのです。
そしてご家族も本人には認知症という言葉は使わないでほしいという要望もあったりと、支援のハードルは高い状態です。
それでも隔週で会議を開き、担当以外のチーム員に報告し、支援方法を検討することで改善された事例も多くあります。
課題は専門職でもまだ認知症初期集中支援チームの存在を知らないことや悩んでいるご家族にまで浸透していないことです。
ぜひ周りに悩んでいる方がいたら初期集中支援チームの存在を教えてあげて下さい。
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