毎朝ポケットに紫のバラのペンをさす。
夕方、帰着後、ペンをデスクの引き出しに入れる。
誰にも伝えることなく、淡々とした自分だけのルーチン。
ニヒル。
ある日。
外出から帰着後、クルマからおりる。
何気なく胸に手をあてると、ん? ない?
紫のバラのペンがない!
少し慌てる。
ただ、こういった場合、ネックストラップにクリップされている、、ない。
クルマの座席にある、、ない。
ハンドブレーキのところに、、ない。
青ざめる。
ちくしょー、しょっくー、とか思いながら、
台車に物を載せてエレベータへ。
ああ。。
台車にのせたダンボールのふたが開いていて、エレベータのドアにひっかかる。
ふたを閉じようとしたその刹那!
ん?
あった!
ふたにクリップされている!
奇跡!
この喜びの積み重ねが、人生を変える。
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