いわゆる市民というものは、主権者になり、国家全体のことを考え、
みんなのために政治を本当に考える立場にあるのに、『こうしてくれ』
とか『ああしてくれ』とかわあわあ騒ぐだけです。
『生活が苦しい』とか『月給を上げろ』とかそんなことばかり言っている。
こんなことを言うのは、決して主権者ではない。これは……してもらう方ですから、
臣下臣民、サブジェクト、家来の立場です。
人民が主権者であるならば、自分がもし国家の立場に立ったらどうするか、
ということを絶えず考えなければならない。
ギリシアにおいて、市民は国政に参加してそれぞれの公職につき
、国家のために働くという資格を持っているからこそ市民なのです。
『ああしてくれ』『こうしてくれ』というのは市民運動でもなんでもない。
こういうのは奴隷志願運動というべきです」
(田中美知太郎『日本人と国家』)
まさに、この通りです。
みんな奴隷の如くです、人間としての令旨はないのでしょうか?
わかお かずまさ
VegaSystems
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