LAN工事のABC-003(ケーブル種類)

LANケーブルの種類についての解説です、まず素材の形状から。
LANケーブルの素材は銅線で、純度は99.999(ファイブナイン)で、これが
標準の純度です。純度が低くなると硬度が増え加工がやりにくくなるので、
余程の事情がない限り、この純度が使われます。
芯線(電線)の太さは「AWG」で表記されています、一部の例外を除き
このAWGは必ず表記されています。
通常は24AWGで導体径は0.51mmです。

AWGはAmericanWireGageの略で、AWGで検索すれば、一覧表などがヒットします。
注意点はAWGは数値が大きいほど導体径は細くなることです。

芯線として使用するるには、これにビニール被覆で絶縁した後、これを
撚り合わせ整形します。

ここで、芯線の種類についての説明です。※ひらがな表記に注意!
芯線には、単線とより線があります、ここでのよりは、二本を撚り合わせる「撚り」
ではなく、一本の芯線が単線か複数の線がより合わされているかです。
単線は当然一本ですが、より線は通常7本で構成されています。
完成形のAWGは同じです。

単線はSOLID、より線はSTRANDと表記されていますが、単線は元々の標準であったため
SOLIDの表記が無い場合もありますが、STRANDは通常表記されています。

単線とより線にはそれぞれの特徴があります。

それは004で・・・・





わかお かずまさ
VegaSystems


#LAN_PRO

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