平成20年の北海道洞爺湖サミットで各国代表者が集う総理夫妻主催の社交ディナーにおいて、
同社の最高級酒 「中取り純米大吟醸35」 が乾杯酒に採用されたことにより、一躍その名が有名に。
ここの蔵、蔵内は全て冷蔵庫になっている。
蔵内がステンレス張り。 (造りの過程で雑菌の混入を防ぐため)
タンクもホーローでなく、ガラスでコーティングされたものを使っています。
納豆を食べて蔵内には入れません。(酒造りにとって、雑菌は不確定な要素であります)
「兵庫県東条町の山田錦」を、1軒の農家に話を聞いてもらえるまでに6年掛ける。
毎年、田植えや刈入れの時期には、兵庫までお手伝いに。
「フロンティア東条21」 といって、この東条の山田錦で酒を造っている酒蔵が集まって、
東条町の農家を応援。 (ここの米があってこそ造れる酒があります)
『磯自慢 特別純米 無濾過生原酒 山田錦』 磯自慢酒造 静岡県 焼津市鰯ヶ島307
全国の蔵元や酒の研究者でつくる全日本国際酒類振興会が主催した、
「2012年春季全国酒類コンクール」 の純米吟醸・純米大吟醸部門で、
松尾酒造場(有田町)の 「宮の松・純米吟醸」 が1位を獲得。
『宮の松 純米吟醸』 松尾酒造場 佐賀県西松浦郡有田町
『花羽陽(はなうよう) 出羽燦々 純米吟醸酒』 小屋酒造 山形県最上郡
原料米:出羽燦々 精米歩合 50% 使用酵母 :山形酵母 日本酒度 :+3.0 酸度 1.4 alc. 15.5%
創業1593年、 山形県内最古の酒蔵です。
良質な仕込み水と厳選した原料米、蔵元の特長を活かした飲みやすい純米吟醸酒。
口当たりはマイルドで、やわらかい旨みと甘みは味わいにふくらみを与えています。
含みで感じるほのかな香りも酒質によく馴染み、癖のない素直な味わい。
★この2酒、公園前のマスターより試飲としていただきました。
東日本大震災で三つあった酒蔵すべてが全壊。
冬に仕込んだばかりの日本酒は約4万本が割れて流出。
6000リットルのタンクで熟成していた酒も停電でその管理を失い、ほとんどが廃棄処分となった。
宮城県柴田郡川崎町に蔵を移し、「伯楽星」 に込めた新澤醸造店五代目は再出発中。
★東京農大醸造学科を卒業した新澤巖夫さんをはじめ、若い 蔵人達の力で頑張っている新星蔵元です。
★三本木地方では、伯楽(馬の目利き)が大切に育てた名馬は時がくると天に昇ったという伝説があり、
酒名 “伯楽星” は、命名されました。
『伯楽星 純米吟醸』 新澤醸造店 宮城県大崎町三本木
原料米:蔵の華 精米歩合:55% 日本酒度:+5 酸度:1.7
宮城県産「蔵の華」 を使用し55%まで磨き上げた純米吟醸です。
インパクトは求めずに究極の3杯目を目指す、あくまでも料理が主役で酒は脇役。
爽やかな立ち香に、まろかやでふくらみのある味わい。
1杯目より2杯より3杯と、飲むほどに旨みが出てきます。
どんな料理にも合う “究極の食中酒” の逸品です!
★この動画をご覧頂くと、新澤醸造店の震災復旧が分かります。
杜氏を務めて10年目に入った飯盛直喜氏(蔵主兼杜氏)。
飯盛杜氏になってこの蔵の酒は大きく変わりました。
それが今や九州を代表する酒、いえ日本を代表する酒かも、 鍋島!
今は、ほとんどが手造りという、米は佐賀の華や農家との契約栽培による地元鹿島産の山田錦などを使用。
「手造りは大変なことも多いけど、大量生産せず品質のよさを追求したい」 と、蔵元のこだわりです。
『鍋島 特別純米酒 無濾過生原酒』 富久千代酒造 佐賀県鹿島市浜町1244-1
原料米:全量佐賀県産米 精米歩合:55% 日本酒度:+7.0 酸度:1.7 度数: 17~18%
爽やかで落ち着いた香りと、バランスの良い中辛口で和水せずに、無ろ過そのままに瓶詰。
生原酒ならではのコクのある旨味を感じ、度数の高さを感じさせない優しさはさすがです。
濾過しようが、火入れしようが、とにかく旨い鍋島の酒。
もはや圧倒的スタイルを確立し、飲めば飲むほどこの酒の虜になります。
★北九州戸畑の原口酒店、「はらぐち会」 推薦の酒でもあります。
『而今(じこん) 純米吟醸 酒未来 無濾過生』 木屋正酒造 三重県名張市本町
原料米:山形産酒未来(精米歩合50%) 日本酒度:+-0 酸度:1.6
アミノ酸度:1.3 アルコール:17度 酵母:自社保存9号
酒米 「酒未来」 を使い醸した酒です。
酒未来の使用は今年で2年目、而今との抜群の相性を発揮しました。
香り立つ、旨い! 而今らしさを出している、大西杜氏の天才的性が証明。
酒未来は山形の高木酒造(十四代の蔵)が育てたお米、美山錦の系統。
寶剣の土井亨杜氏(当時)と而今の大西杜氏が高木酒造を訪れたとか。
★どちらも今や名杜氏です。
徳島県池田の地酒です。(以前にも紹介しました)
日本三大河川、吉野川の上流に蔵はあります。 (四国三郎の異名が)
怪しげなる変わったガールズ・ギターリストの漫画ラベル。
『三芳菊 零60 袋吊り雫酒』 三芳菊酒造 徳島県三好市池田町
精米歩合:60%(播州山田錦等外米) 使用酵母:徳島酵母 アルコール度数 17°
等外米シリーズの酒、 等外米を60%精米で醸します。
珍しい独特なる吟醸香と風味の酒、今までに味わった事の無い日本酒です。
創業は、1903年(明治36年)
★凄い酒を置く店、佐藤商店(公園前世界長) 見事です!
超個性的な、濃厚極甘口の貴醸酒。
日本酒のイメージが変わります。 (ラベルもワインの様な)
辛口全盛にあえて、「濃醇極甘口」 の日本酒を世に問うチャレンジャー!
【笑四季(えみしき)酒造 滋賀県甲賀市水口町本町1-7-8】
『モンスーン・T(ティエント) 山田錦×No19酵母 垂口直汲生原酒』
【濃醇極甘口・生原酒】
麹米:信楽町産山田錦 (精米歩合60%以下) 掛米:信楽町産山田錦( 精米歩合60%以下)
使用酵母:笑四季19号酵母 アルコール度数:15%
『モンスーン・P(パヴァーヌ) 玉栄×No30酵母 垂口直汲原酒』
【濃醇極甘口・生原酒】
麹米:滋賀県産玉栄(精米歩合60%以下) 掛米:滋賀県産玉栄(精米歩合60%以下)
使用酵母:笑四季30号酵母 アルコール度数:17%
極甘口の垂口直汲生原酒、ほとばしる炭酸ガスと香気を封じ込め、あまりに烈しい味わいです。
★ラベルのデザイン画はイラストレーターの魚住幸平氏が描きおろし。
★仕込みにお酒を使う貴醸酒、それがこのモンスーンシリーズです。
【味醂の濃厚で豊潤で上品な日本酒。 とにかく甘い! と感じました。】
★日本酒の貴腐ワインか? シェリー酒か?・・・・・
papaさんが! すでにお知り合いと飲まれていました。
メニューに目をやると、なんと! 十四代 「龍の落とし子」 ではありませんか。
『十四代 龍の落とし子 純米吟醸生酒』 高木酒造 山形県村山市大字富並1826
使用米:龍の落とし子80% 兵庫県産山田錦20% 麹米・掛米共:50%精米 使用酵母:小川酵母
日本酒度 ±0 酸度:1.2 アルコール度 16.0 仕込み水 桜清水(自然湧水)
杜氏: 高木顕統(兼蔵元)
みちのく羽州の気候、風土にあった短稈、耐寒、大粒、円盤状心白等を備えた酒米を、
十八年の歳月をかけて、十四代醸主高木辰五郎が交配、
育種を重ね成功した酒米を “龍の落とし子” と名付け、
珠玉の日本酒に仕上げました。
独特の味わい・香り、キレと喉ごしはまさに十四代の代表酒です。
★ 見事! と言わせて頂くしかない、 銘酒中の銘酒!
赤松から新開地に移動。
新開地ならばここです。(いつも紹介していますが、あえてまた!)
「ええとこ! ええとこ! 新開地」 の新開地本通の突き当たり。
湊川公園の前にあります。
「おいさん達の、オアシス! おいさん達の、パラダイス!」
この日は、papaさんの情報で十四代を空けるとか。
大分からのお客さん、日本酒が大好きです。
★足取りも軽く公園前に。
南京町に来れば赤松酒店です。
この日はゴールデンウイーク、京都競馬も開催中、お客さんで満席です。
知り合いのブロガーさんや、立ち呑み友達も来店。
まずビールで乾杯! 奥様はノンアルコールで・・・
次はいつものお酒、丹波の地酒 『小鼓 特別純米』
食中酒として飲む酒では、スッキリした飲みやすい酒。
この酒の特長である使用米は 「兵庫北錦」 を使用。
【兵庫北錦とは?】
「なだひかり」 と 「五百万石」 を両親に兵庫県で育成。
兵庫県の但馬、丹波地域に適した酒造好適米。
大粒で心白の発生が良く、酒造適性が高く、耐倒伏性が強い。
★アテはいつもの(画像)、暫らく楽しんで次に移動です。
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