琵琶湖のほとりにある石山寺は、観音信仰の寺として古くから人々の尊崇を集めてきました。
今回の展示のためにはじめて「如意輪観音坐像」は、石山寺を出て旅をしたそうです。
また、紫式部とのゆかりの深いことで知られ、紫式部が石山寺で祈願し、源氏物語を起筆したといわれています。
十五夜に満月を見つめながら起筆する姿を現したのが「紫式部観月図」です。
江戸時代から明治時代・近代の絵師たちが素晴らしい作品を残しています。
また、絵巻、屏風絵、蒔絵、源氏物語画帖などが多数展示され、源氏物語の世界を堪能することができました。
この屏風や蒔絵、画帖は、江戸時代のどのような人が所有していたものなのでしょう?
極細の筆致は、人間が描いたものとは思えない絶妙なものでした。
朱色、常盤色の美しさは、目を見張るばかりです。
何時間いても見飽きない美術展でした。
北九州市立美術館・「源氏物語千年紀 石山寺の美観音・紫式部・源氏物語」展
本日のらんちのじかんは【コーニシュ・パスティ】です。
聞き慣れない名前でしょう。
コーニッシュ・パスティは、イギリス南西部のすず鉱山で働く息子たちのためのお弁当として、母親が持たせていたようです。
ショートクラストペストリーというパイ皮の中に肉や野菜を包み込んで焼いたもので、 さめてもおいしく、お弁当にはぴったりのようです。
その温かいコーニッシュ・パスティをアンティの今月のランチで英国紅茶とともにいただきました。
お肉の代わりには、シーチキンが使われて、じゃがいも、人参、豆、玉葱がぎゅっと詰まっていました。
すっかりお腹いっぱいになりました。
9月の初めから、約束していた「源氏物語千年紀 石山寺の美観音・紫式部・源氏物語」展に行く日が来ました。
そして、やはり何故か雨・・・。
着物を着て行くつもりでしたが、このザァーザァーと音をたてて降る本降りの雨に着物は無理のようです。
洋服に変更です・・・。
そろそろ、準備を始めて行って来ます。
北九州市立美術館・「源氏物語千年紀 石山寺の美観音・紫式部・源氏物語」展
久しぶりに雲の中から、十二夜のおつきさまが顔を出しました。
明日は、未明から雨模様です。
今夜は、もくもく雲に隠れては顔を出し、また隠れ・・・を繰り返すことでしょう。
おつきさまは、かくれんぼ好きなのかもしれません。
もういいかい・・・
まぁだだよ・・・
もういいかい・・・
まぁだだよ・・・
夜空を見上げておつきさまをみつけてくださいね。
十月に入りました。
南の海では台風17号18号が発生しています。
日本に近付いてくるのでしょうか?
久しぶりに青空がのぞく蒸し暑い一日でした。
でも、また明日には雨マークが付いています。
梅雨よりも秋雨前線がもたらす雨の日の方が多いと聞きました。
郵便局に行った帰り道、踏切でシジミチョウに出合いました。
ひらひら・ふうわり・・・草に留まって、休憩中です。
カメラを向けてもじっとしていました。
「ちょうど暇を持て余していたので、綺麗に撮ってくれるのなら、じっとしてあげる!!」風でした。
◇唐津旅行記◇其の三は、豊臣秀吉の朝鮮出兵基地の名護屋城跡のある名護屋城博物館です。
文禄の役では最終的に20万以上の兵が名護屋から朝鮮に渡り、再び慶長の役では、14万人が朝鮮半島へと渡っている・・・この地に信じられない数の兵士が集合したことになっています。
今は、海風の音がするだけの静かな高台になっています。
歴史は、不思議な置き土産を残していくものだと感じます。
少しずつ予定時間が繰り越されて、この博物館は、駆け足で見学となり、結局名護屋城跡まで足を伸ばせませんでした。
名護屋城博物館
2022
◇唐津旅行記◇其の弐は、お昼の時間です。
呼子といえば、イカです。
活きたイカのお刺身、ゲソはすぐに揚げたての天麩羅に早変わり、名物いかしゅうまい(3つ)のイカ尽くし膳をいただきました。
いかしゅうまいは、よくお土産でいただくのですが、作りたてはお土産と違い、ふんわりふっくらして絶品でした。
3つは、多過ぎましたが・・・。
学年毎の席だったので、残念なことに友人とは離れてしまいましたが、同学年のはじめての方々とお話をすることができました。
わたしの周りの席の方は、ほとんどが兄弟姉妹でも同校に通っている方でした。
どうしたら、そうなれるのでしょうか?
長男曰く「頭脳は遺伝する」・・・我が家は違いますね。
イカ三昧には、少し飽きました。
海舟
昨日のおちゃのじかん〜海月をプロローグにして・・・本日は◇唐津旅行記◇其の一〜旧高取邸のご紹介です。
杵島炭鉱主の高取伊好(たかとりこれよし)の邸宅です。唐津城本丸西南の海岸沿い約2300坪の広大な敷地に、大きく二棟の建物が建っています。平成10年国の重要指定文化財に指定。
門を入ってから、学年毎の記念撮影の後、総勢87名が重々しく古い旧高取邸に入りました。
玄関から台所は、大正8年の造り・・・奥は、明治37年の造りということでした。
多い時は100名(使用人含む)の食事をこの台所で作っていたとか・・・。
至る所にある杉戸絵には、日本を代表する花々が描かれています。
趣向を凝らした欄間は、光と影により絶妙な表情を見せてくれます。
内部の装飾を損なわないように、薄暗い廊下が続きます。
もちろん硝子は、昔の硝子で、気泡や歪みが見られます。
二階の大広間には、能舞台が造られ、近隣の庶民にも披露していたようです。
二階の廊下からは、唐津湾を望むことができます。
庭は、もちろんプライベートビーチに通じています。
そして、一間だけ、アールヌーボー調のシャンデリアに紙張りの壁、上げ下げ窓、絨毯に暖炉を備えた近代的な洋間もありました。
中庭やお庭もよく手入れが施されていました。
曇りの日に暗い廊下と室内・・・おひさまの光が恋しい館でした。
旧高取邸
19時過ぎに家に帰ってきました。
12時間のバスの旅は、少々疲れました。
一番嬉しかったのは、名護屋城茶苑「海月」でいただいた薄茶です。
旅の思い出の第一番に載せることにします。
御菓子は、太閤秀吉ゆかりの【ひさご】瓢箪に紫芋餡の御饅頭です。
各々が唐津の窯元で作られた唐津焼の碗でいただきました。
庭には桔梗が咲いていました。
茶苑 海月
総勢80名、佐賀県唐津市へ高校のバスハイクに行って来ます。
中学校では、20名くらいのこじんまりとしたマイクロバスでしたが、果たして大型バスの団体行動はどうなるのでしょう?
修学旅行に行く気分です。
朝が早いので、まだ起動していませんが、楽しんできます。
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