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「バカは何人よってもバカである」

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平成20年11月16日(日)
11月16日(日)読売新聞12版「文化」「本・よみうり堂」に記載されている記事の紹介である。
「バカは何人よってもバカである」冒頭の書き出しの文字である。竹中平蔵元大臣の著書『竹中式マトリックス勉強法』(幻冬舎発行)と言う本に出てくる言葉で、考案者は、著者が銀行員時代に上司だった佐賀利雄氏。(以下省略)と言う内容の紹介記事であった。
「大企業は有象無象が群がっているからダメ。たとえ一人でも優れた人がいれば、立派な企業が出来る」と言う意味だそうだ。
竹中氏は、小泉元首相と共に、日本国民のほんの数パーセンとために、競争社会を構築し、勝ち組と負け組の格差をはっきりとさせる仕組みを構築した。
それは、手に汗して働いていない人々のためであった。金融をはじめ証券及び企業のTOP経営者達であった。
バカの経営者は負け組となり? 利口の経営者は勝ち組となった?
負け組となった企業に働く一般の従業員は、自分の所属する会社の経営者が、バカか利口かその判断は出来ない。工場労働者やパートで働く人々は、自分が所属する会社の経営陣に対して、その経営能力の有無なぞ判るわけがない。ただ自分が与えられて仕事を一生懸命やるだけである。
バカな経営者で負け組となった企業は倒産、そこで働く従業員も負け組となり、失業することとなる。
企業の末端で働く人々は、竹中・小泉路線の競争原理のシステムにも組み入れられないのである。競争しようがないのである。
負け組の経営者は自己責任ですむ。そこで働く従業員はたまったものでは無い。
「蟹工船」が復活したのもうなずける。
そして彼らの一番の失策は、民間企業には競争原理を導入し、多少の傷みは耐えて頂きたいと言っていながら、高級官僚には、まったく競争原理を導入しなかった事実である。
官僚個人は高学歴で知的で賢くて利口だと想像するが?官僚システムそのものが、「官僚は有象無象が群がっているからダメ、知的で賢い人々をシステムがバカにしている。バカが(官僚)何人よってもバカであると私は言いたい。

読売新聞12版「文化」を読んでの私の感想でした。
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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2008-11-16 23:08

小泉改革はまさにその通りでした・・・!!

今その後遺症に日本は苦しんでいるわけです。

バカが集まって作ったシステムはやはりバカだった・・・。

負け組に組み入れられてしまった人たちのゆくところは・・・。

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岩魚太郎
岩魚太郎さんからコメント
投稿日 2008-11-18 11:07

景気対策とやらでお上から12.000が下されます。涙が出るほど感激です???

と言う人は何人いますかね〜?

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