ポートランドでの伝統的/保守的日本食を味わうならここのレストラン。
カウンターには3名の熟練シェフが立つが、いずれも生粋の日本人。サーブされている熟女の皆さんは着物を着ていらっしゃって、ここもどなたも日本人。と、言いたかったが日本語の通じない方も何名かいらっしゃる。
差別するつもりはさらさらないが、アメリカナイズされていない日本食を食べさせてくれるところとしてここはおススメ。
先ずは熱いタオルが手渡されるので、顔や手を拭く。
「おとうし」として小鉢にわずかな前菜が乗ってくる。
枝豆なんて3つほど食べたところで腹の足しにもならないはずだが、こうして丁重に振舞われるとなんとなく腹も満たされた気分になるから不思議。
右端の野菜の混ざってるものはハワイ流の料理でポッケと言うらしい。
メインの寿司は興奮してガツガツと食い始めてしまい、写真に残す余裕がなかった。
メインディッシュの後はフルーツのデザートがついてくるとあって定番のアイスクリームを注文するのを堪えた。
スタバが日本で成功した理由として、フランチャイズにはせず直営店のみで事業展開したことにあると聞く。
売り上げ拡大を目指さずに、仕事場でも家庭でもないゆっくりとできる第3の場を提供すると言うコンセプトにこだわったという。
つまりコーヒーを売るのではなく、くつろぎの場を売ったのだった。
ここのレストランも純正日本のサービスで腹を満たしてくれたためか、2晩連続で通ってしまった。
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