ワシントン州を東に移動してみて
10月
5日
ワシントン州のカスケード山脈を超えた東側は、
広大な荒野が広がっています。
ワシントン州の太平洋側を南北に移動することは多いのですが今回初めて1人で東側を旅してみました。
先ず気がついたことが気候区の変遷です。
太平洋側の北はカナダバンクーバー南はポートランドに移動しても気候の違いは感じられません。
この時期では曇りに覆われた空から霧のような雨が1日のうち数時間降り注ぎます。
ところがカスケード山脈を東に超えると常時晴天です。
心も明るく気持ちもグングン上っていくようです。
高速道路を走る交通量も南北と比べて半分以下。
それ故常に制限速度の高速でクルーズ運転が可能です。
さらに民族の構成比が異なります。
太平洋側の町々にはアジア系の方々も多くそれ故に日本食レストランには事欠くことがありません。
ところが東に行くとホワイトタウンと言っていいほど白人系の方々の比率がぐんと高まります。
日本レストランはないことはないのですが、そのクオリティーを言えば期待はできないものとなります。
ただ東洋系がマイノリティーだからといって差別などのネガティブな印象を最後までもちませんでした。
むしろ大都市圏よりもより丁寧で明るく親切な対応がどのサービスにも見られました。
これはどこの街に行っても感じることで小さな町ほど時間がゆったりと流れているようで、人々の慌ただしい応答は影を潜めてゆくのです。