チームプレイと個人の裁量と
2月
27日
本日の息子のサッカーの試合。
冷たい強風の吹きすさぶ中、彼のチームのプレーヤーは7人です。
相手はフルメンバーで11人いるから4人の差があると言うわけです。
これはいかんともしがたい大きな差です。
もちろん一方的にゲームを支配され続けた我がチーム。
キーパーを除いたフィールドプレーヤー10人の相手に対してこちらは半分ほどの6人で戦わねばなりません。
一方的に支配されるのは明らかでした。
そんな中でもあきらめずにベストを尽くしている7人が気なげに見えて来ました。
それと同時に彼らの戦術に少々苛立ち、声を荒らげて息子に指示を飛ばしている自分がいました。
相手プレイヤーが自陣深く切り刻みボールを自由にコントロールしていても、息子たちの選手は自らのポジションを守ったままボールを奪いにに行こうとしないのです。
プレッシャーをかけろよ、見てないでボールを奪えよ、と何度か声をかけてみました。
ゲームが終わってから息子曰く、そのようなプレイをするとさらにスペースを作ってしまい相手にパスされて思うがままにされると。
相手がパスする前にプレッシャーをかければいいんだ、と反論するものの彼らはコーチの言われるままに動くより他なかったようです。
実際に余裕を持ってロングシュートを打たれて数個のゴールを奪われたのはプレッシャーが無かったのが理由のはず。
リスクはあるけれどももっとアグレッシブに動いて欲しかった。
チームプレイに徹しようとするこのユースの米国チームは日本サッカーと似ているようです。
南米に行けば個人の判断と裁量に任せられる分が多いはずです。