西洋歴史の見直し
12月
15日
431年エフェソス宗教会議で異端されたネストリウス派キリスト教。
どうして異端とされたかって?
キリストの母マリアを「神の母」と呼ぶことにネストリウスが反対したからだと言う。
さらにローマカトリックがしてるようなマリアに対して祈るとか、マリアの像を教会内に設置して崇めるとか言うことを一切拒否し、
マリアは人間にしか過ぎないことを主張したためであると言う。
これは至って聖書的な教えであり、現在のプロテスタントが実行している教えです。
そのネストリウス派が中国に入って景教と呼ばれるようになり、そこでは純粋な動機での福音宣教と社会の福音化が進められていた。
さらにそのずっと以前から、おそらく紀元52年キリストの12弟子の1人、Thomasがインドに入り新約聖書に忠実なキリスト教が伝えられた。
16世紀になってローマカトリックのイエズス会がそのインドに入った時、なんとその純粋なキリスト教徒を異端審問にかけては迫害•殺戮したと言うおぞましさ。
西洋から伝えられてきたキリスト教歴史は見直されなくてはならない。
コロンブスがアメリカ大陸を「発見」し、その後西部開拓団によって米国が「開拓」「発展」したと言う歴史観は西洋人からの観点であり、インディアンからしてみたら侵略と強奪・殺戮の歴史であったのと同様に。