米国ドルとカナダドルのせめぎ合い
3月
10日
トランプさんへの政権移行があってドル高の勢いは止まらずにさらに進んでいるようです。
もちろん日本円に対してだけでなくカナダドルに対しても上昇中。
現在の両替レートで言うと
カナダドル1ドルに対して
アメリカドルは73セント
日本円は83円となっています。
数年前はカナダドルがアメリカドルをしのいで1ドル以上の値をつけた事もありました。
米国からの旅行者にとってはドル高が好ましいものとなります。
バンクーバーで13ドルでラーメンをランチメニューにしている店に入りましたが
米国ドルでは10ドル以下となり、ありえない破格の値段です。
あらゆる物価が米国と比べて安いように思えるのですが
ガソリン価格だけはいつも別格です。
米国で満タンにすると45ドル
カナダでは80ドルでした。
為替レートを計算に入れても断然米国のガソリンが安いことになります。
このカラクリはどこから来ているのでしょうか。
米国が今や世界最大の産油国となり
最大の消費地でありながらも最大の資源供給国となっていることも報道から聞いています。
米国に及ばずともカナダとても立派な産油国であり輸出をしています。
世界的な金融資本と政権の強弱が絡み合った故の手品の産物なのでしょうが、
いつかそんなからくりをひもといてみたいです。