忘年会のシーズンとなりました。
ところでこの「忘年会」の字を見るたびにある種の疑問が湧き上がってきました。
なぜ過ぎ行く年を忘れるための会合なのか?
忘れる必要があるのか?
おそらくその「忘」には我が身に起こったネガティヴなことが想定されているのでしょう。
だからそれをネガティブな感情とともに忘れ去り、水に流してしまおうとのベクトルが働いているのではないでしょうか?
実は人生に起こる全ての事はネガティブもポジティブないのです。
そこにあるのはネガティブであると解釈する自分がいるだけで、出来事自体は是非のない中立のものです。
そうであるならばたとえどんなにネガティブと思える事であったとしても忘れる必要はないどころか忘れてはならない貴重な経験となり得るものです。
心ない人の言葉や冷たい仕打ち、仕事上のトラブルや家族との不和、事故や災害などの不慮のトラブル、、、
これらトラウマとなるような悲劇であっても私たちを成長させる起爆剤へと変換させることも出来ます。
自分自身の過去振り返ってみて自分が成長したと思える瞬間は、
うまくいったことよりも辛い思いをしたなかから生まれ出たものではなかったでしょうか。
忘れなくてはならない辛い思い出なんてものは一切なく、そこにあるのは今までの己を築きあげた貴重な経験です。
そこで私はこの時期の会合を忘年会ではなく謝恩会と呼ることにしています。
そんな謝恩会の第1回目はFactoriaの東京レストランにて。
長年、親しくしている友人と語り合いました。
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