この桜を指差して「チャイニーズ」と声を上げるものだから私としては黙って見過ごせなかった。
レストラン前を過ぎ去った園児たち
本日、とある日本食レストランでランチを取っていた時のこと。
幼稚園くらいの子供たちの行列がレストラン前を通りかかった。
壁が外に大きく開いていて、子供さんたちが店内を見回しながら客の私たちに手を振ってくれる。
するとある子が
「ほら見て、チャイニーズ・レストランだよ!」と言い出した。
すると後続する子供たちも同様にして店内を指さしながら
「チャイニーズ・レストランだ!」と連呼している。
指差した方向には桜の花や、一升瓶が飾られている壁。
間違ったことを覚えさせてはならないという本来の教育熱心さと
愛国心も混ざっていたと思うが、
「ここは、日本レストランだよ~」と大きな声で訂正した。
「ジャパニーズ!!」
ところが、ところがである。
私の声が届かないのか、彼らの「チャイニーズ」の連呼が収まる様子はなかった。
東洋系はみな彼らにとってチャイニーズなのかもしれない。
そして一度入ったその情報は訂正が難しいのかもしれない。
そんな先入主や思い込みって大人の世界にも良くあることですね。
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