親元から飛び立つ
4月
3日
イサクアにある劇場で長女のミュージカル公演を観に行って来ました。
先週末と今週末の合計5回ほどの公演のため
キャストの高校生らは命を削って稽古に励んでいます。
通常の学校を終えた放課後に集まり、夜の10時まで続く稽古。
脚本も演出も、監督も全てのキャストや音楽スタッフ、これら全てが子供ら自身によるもの。
2時間余りのミュージカルは、
笑いあり涙ありのドラマを見事に演じている。
長女は開演の際のチェロ演奏やソロなどで出演。
子供だとその時まで思っていたが、考えが変わってしまった。
……私には手の届かないそこか遠くの世界に行ってしまったようで、
寂しくもあり、嬉しくもある。
いや、嬉しいのか? そんなはずはない。
……寂しいだけ。
成長した我が子を喜ばねばならないと自らに言い聞かせているだけ…
今晩、長女はキャストの友人らとともに夜を過ごし
自宅には帰ってこない。
午前2時近くとなるけれど、
リハーサルと本番で燃焼したとは言え、彼女らはまだ寝ていないだろうなぁ。