テルアビブ空港を飛び立ったとき、朝明けを迎えてました。
エルサレムのホテルからシアトルの自宅まで、ちょうど24時間でたどりつくことができました。
晴天続きの春のようなエルサレム、初夏のような死海から、冬のシアトルに帰ってきました。
空がどんよりと灰色で冷たい雨が毎日のように降り続いています。
天候ばかりでなく、政治的な落差の違いはどうでしょう。
アラブ人とイスラエル人が混在し、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教のるつぼである緊張のエルサレムから、平穏そのもののシアトル。
シアトルだって、地球上の各民族が混ざり合っている国際的都市です。
日本に帰られた方々の方が、この大きな落差に驚いておられるのではないでしょうか。
我が家では変わらない優しい妻の笑顔と1周大きく成長した子供達が熱く私を迎えてくれました。
地球の裏側からのこの大移動が、わずか1日で完結してしまう…すごいことです。
今回の旅行で聖地のスケッチ画を描いたデヴィット・ロバーツの本を購入しました。彼は18世紀後半、ヨーロッパから聖地まで数ヶ月を要する旅行でした。しかもペトラまでは、護衛団を雇いラクダに揺られてのキャラバン旅行。まさに命がけの巡礼でした。
凄い時代に今、私たちが生かされていることを思います。
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