私達共通の召しOne Calling we share
1月
19日
コロナ禍で、会えないことがもう一年近く続いています。年末には証し礼拝をして大変恵まれました。一人一人がその神に与えられた賜物に従って、キリストに従っておられたからです。それぞれに神に用いられていました。感謝です。今日は、そんな私達に与えられた賜物の他に、クリスチャンが共通して神に与えられてる召しについて話していきたいと思います。
1ペテロPeter 3:8-9
8 最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ深く、謙遜でありなさい。9 悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。Finally, be ye all of one mind, having compassion one of another, love as brethren, be pitiful, be courteous:9 Not rendering evil for evil, or railing for railing: but contrariwise blessing; knowing that ye are thereunto called, that ye should inherit a blessing.
1ペテロPeter 3:14-17
14 いや、たとい義のために苦しむことがあるにしても、それは幸いなことです。彼らの脅かしを恐れたり、それによって心を動揺させたりしてはいけません。
15 むしろ、心の中でキリストを主としてあがめなさい。そして、あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をしていなさい。
16 ただし、優しく、慎み恐れて、また、正しい良心をもって弁明しなさい。そうすれば、キリストにあるあなたがたの正しい生き方をののしる人たちが、あなたがたをそしったことで恥じ入るでしょう。17 もし、神のみこころなら、善を行って苦しみを受けるのが、悪を行って苦しみを受けるよりよいのです。But even if you should suffer for righteousness’ sake, you are blessed. “And do not be afraid of their threats, nor be troubled.” 15 But sanctify the Lord God in your hearts, and always be ready to give a defense to everyone who asks you a reason for the hope that is in you, with meekness and fear; 16 having a good conscience, that when they defame you as evildoers, those who revile your good conduct in Christ may be ashamed.
★ペテロ書のテーマ Theme
ペテロへの手紙のテーマは、「迫害の中でどう生きるか」ということです。自分の信じていることが故に、自分に苦難が降りかかってくる、人々が故意にあなたを信仰ゆえに傷つけようとしてくるのです。日本にいる時は、しょっちゅう感じていました。また、アメリカにいても、昨今、州にもよりますが、信仰を持っていることはなかなか議論を呼んでしまうこともあるようになってきました。
ペテロ書では、そんな迫害の中、主に従い続けること、委ねることなども書かれています。
しかし、ペテロ書が私たちに与えている中心メッセージは、苦しむことをがまんしなさい。というメッセージではありません。
苦しみが焦点ではないのです。
ペテロ書では、苦しみにあっても、驚いてはいけない、喜びなさいとあります。
それは、苦しみの理由が義のためであるからです。焦点は、苦しみでも、我慢でもなく、義です。義のために苦しむということが肯定されている。
★常に弁明の用意を Ready to give a defense
私達は、キリストによって、罪ゆるされ、義とされました。そして、私たちは、これに勝る幸せは世界中どこにもないことを知っています。また、義とされているという確信は強く、これを私達から奪い去ることは誰にも許されていません。私たちは身体を焼かれたり傷つけられても、この確信を失うことは不可能です。この確信があるからこそ、私たちは天国の約束があり、永遠の命が与えられているのです。
義のために苦しむことは私たちも経験があり、多くあると思います。
今日、新たに覚えていただきたいことは、ペテロ書は、弁明の用意を強く勧めていることです。
15 むしろ、心の中でキリストを主としてあがめなさい。そして、あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでもいつでも弁明できる用意をしていなさい。But sanctify the Lord God in your hearts, and always be ready to give a defense to everyone who asks you a reason for the hope that is in you, with meekness and fear;
★伝道Apologetics
この弁明というのは、英語でapologeticsの意味を含んでいます。すなわち、私達が信じている方について説明し、それが正しいと言うことを示す言葉です。ですから、伝道という意味に使うこともあります。ギリシャ語のアポロジア、弁明するという言葉から来ています。いつでも、「あなたがたのうちにある希望」について聞かれたらわたしたは説明するという召しがあるのです。これは、キリスト者の共通の召しなのです。
〇態度と行動で示すキリストChrist is in your action and attitude
ただし、v16 優しく、慎み恐れて、また、正しい良心with meekness and fear; having a good conscienceをもって弁明しなさい。
みなさん、福音書は新約聖書に四つありますが、多くの人はそれらを読んでクリスチャンになったのではありません。ほとんどの人が、第五の福音書、あなたという一人のクリスチャンのうちにある希望と、あなたの行動と態度からみえるキリストにひかれてイエス様を信じるのです。
ペテロ書は、迫害の中でも、それを忘れてはいけないと言っています。
簡単なことではありません。しかし、あなたが弁明を迫られる時に、はっきりとキリストを指し示す用意ができますように。お祈りします。
★教会としてAs body of Christ
8 最後に申します。あなたがたはみな、心を一つにし、同情し合い、兄弟愛を示し、あわれみ深く、謙遜でありなさい。9 悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです。Finally, be ye all of one mind, having compassion one another, love as brethren, be pitiful, be courteous:9 Not rendering evil for evil, or railing for railing: but contrariwise blessing; knowing that ye are thereunto called, that ye should inherit a blessing.
①一致One mind
ユニティは、愛と尊敬が無ければなりたたない。意見をまとめるのはユニティではない。
結婚の例。国際結婚。先日マサイと西洋人の結婚生活のビデオを見た。マサイの女性の地位はひくく、決断の権利もない、男は家事や育児を手伝わない。という文化。しかし、相手の文化を互いに尊敬し、愛し合う時に、時間をかけて心の一致ができ、他の村の人とは違う特別なユニットになった。
クリスチャンの一致は、一人一人が神に繋がり神の霊に繋がることが第一、第二に、愛と尊敬
②同情compassion
③兄弟愛 love as a brethren
④憐れみ pitiful
➄謙遜 courteous
⑥あとは、主にお任せする not revenge
⑦人を祝福する Bless others
とありますが、なんと、神様の方法は憐れみ、愛にあふれているのでしょうか。共同体としては、優しさが必要不可欠です。そんな共同体を見て、人々はキリスト者に興味をもつのです。
私達が世に仕え、キリストを紹介する時に、大切なのは、あなたは主に召されて、主に受けた祝福を相手に流す役割であること。
あなたは、意見の合わない人を裁くのではなく、祝福することが役目であることを覚えましょう。
★まとめ
今週祈り深く、
自分の行動や態度をかえりみながら、人をどのように祝福できるだろうかと考えていきまょう。