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ルツ記4章 世代にわたる打ち破りGenerational Breakthrough

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今日のお話しは、ルツがボアズに... 今日のお話しは、ルツがボアズに嫁ぐ箇所です。。。。
神様の導きのある結婚でした。
2017年5月28日日曜日礼拝メッセージ音声は、



さあ、今日はいよいよルツ記最終章です。ルツはいよいよ神様からの導きで、変革の人生の道のりに足を踏み入れることになります。

★門のところで 

ルツ記4:1-8

ボアズは、もう一人のエリメレクの親近者に、買い戻しの交渉に行きました。

門…当時、町の門では、様々な取り決めを行い、役所のような場であり、長老たちもそこにいて、そのような手続きにあたっていました。いわば、裁判所、役所のような感じでしょうか。ボアズは、あの夜、すぐにルツを嫁にしないで、ちゃんと社会的な手続きをして神の前にも人の前にも正しく行動しました。そのことによって、ルツの後の人生がさらに公に指示されるためです。

近親者は、エリメレクの土地には関心がありましたが、土地についてくるやもめのルツには興味がありませんでした。モアブ人という異邦人だったからです。もし、その土地が異邦人の手に渡ったら。。。などという後々の心配もあったことでしょう。
そうして、ボアズは、正式にルツを妻として迎える手続きをしたのでした。

★長老たちの預言的な祈り 

ルツ記4:11-12
すると、門にいた人々と長老たちはみな、言った。「私たちは証人です。どうか、主が、あなたの家に入る女を、イスラエルの家を建てたラケルとレアのふたりのようにされますように。あなたはエフラテで力ある働きをし、ベツレヘムで名をあげなさい。12 また、主がこの若い女を通してあなたに授ける子孫によって、あなたの家が、タマルがユダに産んだペレツの家のようになりますように。」

〇 イスラエルの家を建てたラケルとレア

  ラケルとレアを通して、ヤコブ後のイスラエルに12人の子供たちが生まれ、イスラエルの12部族ができた。イスラエルにとってこの12部族というのは、非常に大切なことで、幕屋の中にも12の部族を表すものがあります。
ラケルとレアの物語を聖書で読んだ人はよくご存知ですが、決して簡単なことではなく、二人にとっては葛藤と苦しみの人生でありました。ラケルは夫に非常に愛されたが子供ができず、二人の末の子を産んで死んでしまいます。レアは、父の策略でヤコブと結婚させられ、子宝には恵まれましたが、夫の愛は完全に自分のものにはできませんでした。辛いことです。しかし、ルツには、この二つが与えられると、長老たちは祈っている。
また、何よりも、ラケルとレア子供たちが後のイスラエルを国としてなしたように、ルツの子孫から、国を成す人々が出てくるというのです。
すなわち、キリストにある、信仰にある御国の建設がなるという預言ではないでしょうか。

〇 タマルがユダに産んだペレツの家

ペレツの意味…Perez means to Break through, break out, or break open

カナン人と結婚したユダは三人の息子が生まれ、その一人がタマルと結婚します。そして、タマルの夫でユダの息子の人は死んでしまうが、他の二人の兄弟はタマルと子孫を残すことを嫌がります。ユダが、正当な方法を守らず、正義がなされず、子孫が残せない状態となったタマルは、知恵を使って、その父ユダに遊女のふりをして近づき子をもうけました。遊女のマスクをし、アイデンティティを変えることでタマルは子を設けました。
神は、カナン人の女にも正当な方法で子を残すことを正とし、父をだましたことで彼女は罰せられなかったのです。生まれた子の名前は、「打ち破り」です。

〇 ルツのアイデンティティが完全に変革する時となった

ルツも外国人というアイデンティティ、部外者であるというアイデンティティから、信仰によってユダヤ人の仲間入りを果たすというアイデンティティの変革を経験することとなりました。そして、それによって子供を授かることができました。
すなわち、霊的な世界と現実的な世界両方で打ち破りを経験することを預言されそしてその通りになっていくのです。

★ルツはオベデを産んだ

ルツ4:13-17
こうしてボアズはルツをめとり、彼女は彼の妻となった。彼が彼女のところに入ったとき、主は彼女をみごもらせたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。14 女たちはナオミに言った。「イスラエルで、その名が伝えられるよう、きょう、買い戻す者をあなたに与えて、あなたの跡を絶やさなかった主が、ほめたたえられますように。15 その子は、あなたを元気づけ、あなたの老後をみとるでしょう。あなたを愛し、七人の息子にもまさるあなたの嫁が、その子を産んだのですから。」16 ナオミはその子をとり、胸に抱いて、養い育てた。17 近所の女たちは、「ナオミに男の子が生まれた」と言って、その子に名をつけた。彼女たちは、その子をオベデと呼んだ。オベデはダビデの父エッサイの父である。

ルツ4:17
近所の女たちがオベデとその赤ちゃんをよんで、それが名前になった。
オベデは「礼拝者」と言う意味。近所の女たちは、みな喜んだでしょう。あの悲しみに暮れたナオミ、不幸が多かったナオミに素晴らしいことが起きた。良かった良かった、主を褒め称えます。と、ナオミの人生の証しが人々を礼拝に導いたことでしょう。人々は、この赤ちゃんをオベデ、オベデ、礼拝ちゃん、礼拝ちゃんと呼んだのです。なんと素晴らしいことでしょうか。私たちも、主を信じて歩んで、このように証しができますように。

〇 近所の女たちは、ナオミに男の子が生まれたと言った。

ナオミの人生は、波乱万丈。夫も、子供たちも失ってしまった。悲しみと呼んでくれというほどに悲しみのどん底にいたが、ルツの信仰によりすべてが変わった。信仰によってつながり、共に歩む者たちの喜びの大きさを私たちに教えているのではないだろうか。
同じ神を信じる信仰者と弟子の間柄に喜びが倍増する。イエス様が、言われたようだ。。。ヨハネの福音書16:24 あなたがたは今まで、何もわたしの名によって(父に)求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。Until now you have asked nothing in My name. Ask, and you will receive, that your joy may be full.  

〇 その子は、ダビデのおじいさんになる

すなわち、イエス・キリストが後に生まれる家系となっていく。ルツのブレイクスルーは、ナオミのブレイクスルーとなり、それだけでなく、私たち人類に最大のブレイクスルーをもたらすことのできる救い主イエス・キリストの到来の一つの道ぞなえとなりました。
それは、ルツの一つの決断からすべてが始まりました。
あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。。。という、神について行くという信仰。これこそ、私たちの人生と周りの人々、また私たちの後の世代にわたってまでも、ブレイクスルーをもたらすことができる力なのです。



#ルツ記 #教会 #日曜日 #礼拝

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