春の小川・・・春の大祭が神社で行われた。途中で立ち止まり小川を眺める。
4月
12日
川のほとりに立つとき、私はいつも少し立ち止まってしまう。
とくに、こうして橋の上から流れを眺めると、不思議なほど心が静まる。
老いを重ねた今だからこそ、川という存在が、より深く胸に沁みるのかもしれない。
今日もまた、川は黙々と流れていた。
浅瀬の石にあたってできるさざ波の音。
春の陽に照らされてきらきらと輝く水面。
そのさまを見ていると、ふと、小学校で習った「春の小川」の歌が頭の中に流れてきた。