少子化が急速に進む中、旧来型の「家」制度に沿った墓の維持は困難です。 「今の60〜70代にすれば、墓には親や同居していた祖父母が入っていることが多かったので、その親近感から多くの人が墓参りに行っていました。 ところが、核家族化が進行した結果、その子どもたち世代が祖父母に会うのは年1、2回という状況です。 さらにその子ども、つまり孫世代が墓守になるころには、墓参りする人もぐんと減り、一気に無縁墓が増える。過疎の地域ほどスピードも速いはず。
幕末・明治維新に生きたこのご先祖様たちは、いったいどんな生活を送ってきたのであろう? 江戸時代はもとより戦国時代、いや1000年前の平安時代には、ご先祖様はどんな暮らしを送っていたのだろう? 普通、役所とお墓、過去帳で「文化・文政・天保など」(1800 年代初め=江戸時代末のころ)に生まれたご先祖様まで可能だと思います。 その前を調べる方法があります。 ってか、可能性ですよ。何万分の1かの遺伝子の問題で考えましょう。
さて、それから遡る方法はあるのか。 あるといえばある。アダムとイブまで遡れば、人類みな兄弟。スタート地点がわかる。 私のやり方は、もっとロマンを感じることのできる方法である。 このことは、あとに譲ることにしよう。